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ただ一緒に居たいだけ
第9章 揺れる

紅茶を勧めながら、
あれこれ、少しずつ取って食べ始めた。
健吾さんは嬉しそうに食べているけど、
私は急速に具合が悪くなるのを感じていた。
うわ。
これ、酷い生理痛になる前触れの頭痛と下腹部痛だと思ったけど、
ほぼ初対面の男性にそんなことを言える訳もなく、
痛さで少し朦朧となりながら、
冷や汗を我慢していた。
「ん?
携帯鳴ってませんか?」と言われて立ち上がろうとしたけど、
そのまま蹲ってしまう。
「えっ?
美波さん?
大丈夫ですか?」と言われる声が遠くに聴こえる。
やだ。
これ、貧血?
と思った瞬間に白い光が走った後、
暗転してしまった。
あれこれ、少しずつ取って食べ始めた。
健吾さんは嬉しそうに食べているけど、
私は急速に具合が悪くなるのを感じていた。
うわ。
これ、酷い生理痛になる前触れの頭痛と下腹部痛だと思ったけど、
ほぼ初対面の男性にそんなことを言える訳もなく、
痛さで少し朦朧となりながら、
冷や汗を我慢していた。
「ん?
携帯鳴ってませんか?」と言われて立ち上がろうとしたけど、
そのまま蹲ってしまう。
「えっ?
美波さん?
大丈夫ですか?」と言われる声が遠くに聴こえる。
やだ。
これ、貧血?
と思った瞬間に白い光が走った後、
暗転してしまった。

