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ドン亀スプリンター
第2章 ファーストコンタクト
 漸く立ち上がると一、二度屈伸して強張った膝を緩めてからブルマーに足を入れる。
 これまたゆっくり、まるで蝸牛が這うように上げていく。
 パチン!
 音を立てて股ゴムで足の付け根を叩く。
 男子憧れのワンシーン。
 カシャリ!
 シューズを履いたところで一度撮影を止める。
 シャッター音が止んだのを確認したのかクルリと回れ右する。
 甘いな!
 カシャリ!
 可愛いお尻のアップ。
 少女は不意打ちに足を止めるがそれ以降音沙汰がないので茂みの奥に姿を消した。
 
 フゥ~~。
 結構撮ったな。
 大漁大漁。
 ホクホクしながら立ち上がり大きく伸びをする。
 バキバキバキバキ
 年は取りたくないな。
 たったこれだけで全身の関節が悲鳴を上げてる。
 さてと。
 カメラのレンズを望遠から標準に取り替えて茂みを出る。
 レジャーシートの上に商品カタログの様にセーラー服とスカートを並べ直してパシャリ一枚撮影。
 そのセーラー服の胸にブラジャーをスカートの腰にパンティを置いてもう一枚。
 なかなか前衛芸術みたいじゃないか。
 まだ少し肌の温もりが残っているみたいなパンティを目の前でひっくり返してみる。
 甘酸っぱい臭気が立ち上る。
 見ると股布が濡れて濃く変色している。
 やはり覗かれて興奮していたのだろう。
 この変態め!
 自分の事は遥かに高い棚の上に投げ置いて少女を嘲笑しながら汚れた股布のアップも盗る。
 さあ、次は身許調査だ。
 セーラー服の胸ポケットから生徒手帳を取り出し開く。
 顔写真付きの身分証明書。
 名前は大迫宣子
 オオサコ・ノブコかな?
 2年3組
 9月23日生まれの13歳。
 おうおう
 住所から電話番号まで書いてある。
 お宝お宝。
 これもパシャリ。
 一通り欲しい物は手に入ったので少し乱雑ながらも元の様に置き直してからブルーシートに戻る。
 どれ程経ったか。
 シートの上で胡座を組んで来る途中でコンビニで買っておいたサンドイッチを噛っているとガサリと茂みが鳴る。
 お!帰ってきたな。
 汗だくの宣子がレジャーシートに寄るのを待って立ち上がる。
 突然現れたジャージ姿にカメラを首から下げた男にビクリと動きが止まる。
 「お帰り。宣子ちゃん。」
 挨拶代わりにカメラを構えてパシャリ。
 途端に宣子の表情が弛む。
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