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ドン亀スプリンター
第4章 夏合宿
 長かったテスト期間が終わりを告げ終業式の翌日。
 宣子は予定通り陸上部の仲間と合宿に出掛けた。
 合宿所は隣県の海辺に近いお寺だ。
 なんでも先代住職が梅園OGの尼僧だったそうでその縁で色々な部が好意で場所を提供して貰っているそうだ。
 一日のスケジュールを聞くと起床から夕飯まではきっちりと枠が決められているが夕食以降は門限まで自由時間になるらしい。
 自主トレするもよし、寺で遊ぶもよし。流石に単独行動は無理だがグループでなら街への外出も可能だそうだ。
 さあ、練りに練った破瓜計画。
 半と出るか丁と出るか。
 舌舐りしながら荷物を手に玄関の鍵を閉める。
 
 梅園が泊まる寺の近くに在る市営グラウンドに着いたのは13時過ぎだった。途中渋滞に捕まって予定より一時間弱遅れてしまった。
 コインパーキングに車を放り込んでスタンドに向かう。
 公式戦があるでなし入場無料にしても人影はまばらだ。
 出来れば最前列に座りたかったがあまりにも目立つので奥まった席に座る。
 三脚を立て件の4Kカメラを据える。
 250倍の化物レンズだ。
 この距離ならグラウンドの選手の毛穴までアップで撮れる。
 グラウンドでは見慣れたセパレート式ユニフォームを着た梅園の選手達が柔軟体操やらアップやらに精を出してる。
 おほ。
 中学生とはいえ発育のいい娘は居るものだ。
 ボン、キュッ、ボンと凄いスタイルの娘が何人か居るがあのデカイ乳は走るには邪魔になりそうだ。
 やはり宣子の片手にすっぽり収まる様なのが理想だな。
 その宣子は・・・っと。
 居た居た。
 グラウンドの隅で大開脚して柔軟の真っ最中だ。
 ただでさえハイレグなのにあんなに股開いたら大切な所が見えちゃうじゃないか。
 苛々しながらもカメラのレンズはそこをドアップで捕らえている。
 まあ、宣子の場合は見えちゃうじゃなくて見せてるのだ。心配するだけ無駄だ。
 案の定ビューファには溢れた陰毛が映り込んでいる。
 あの鈍足ではインターハイみたいな大きな試合には出してもらえないだろうが万が一テレビカメラに撮られたら放送事故で何人かの技術屋さんの首が飛ぶだろう。
 走り方は相変わらず無惨なものだ。
 ジタバタ、ドカドカと地響き上げ砂埃を巻き上げ走る姿はギャグ漫画の一コマだ。
 彼女が走る度にクスクスとチームメイトの口から嘲笑が漏れ聞こえる。
 
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