この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
ドン亀スプリンター
第1章 早朝の出会い
おほ!
 スベスベしていい触感だ。
 これがあの娘の胸元を飾っていたのかと思うと股間で居眠りしていた愚息がムクムクと起き出す。
 今度はセーラー服を指でなぞる。
 冬服の少し厚手の生地。
 四つん這いになって顔を寄せてみる。
 甘酸っぱい何とも形容しがたい薫りが鼻腔を擽り肺を満たす。
 若い女の子の匂いだ。
 たまらないな。
 クンクン。クンクン。
 夢中になりすぎて鼻がセーラー服を押してしまう。
 しまった!
 綺麗に畳まれ重ねられていたのが崩れてしまった。
 慌てて修繕しようと手を伸ばす。
 が、
 慌てて良い結果が出るわけがない。
 更にセーラー服の置き位置がズレる。
 OH!NO!
 パニックになった俺の視界に小さな布切れが映る。
 場所はスカートの上。
 セーラー服で隠されていたようだ。
 それは、紛うことなき成人男性の憧れ!ブラジャーとパンティ。
 え?
 なに?
 なんでここにブラとパンティが在るの?
 え?
 それじゃあ、あのユニフォームの下はノーブラノーパン?
 そう言えばハイレグから毛が一本はみ出てたよな。
 ゴクリ。
 大きな音を立てて生唾を飲み込む。
 落ち着け!
 落ち着くんだ!
 大きく深呼吸してからセーラー服を元あった状態に戻す。
 多少誤差はあるがまあ大丈夫だろう。
 次に周りを見渡す。ここに来た茂みと反対側10m程先にも小さな茂みがある。
 よし、彼処にしよう。
 そくさくと茂みの中に入りうつ伏せに寝転がる。
 ポケットから取り出したスマホをカメラにして茂みの中に仕掛ける。
 少し葉っぱがフレームの端に掛かるがレジャーシートの辺りはバッチリと収まる。
 後は少女が帰ってくるのを待つだけだ。
 5分、10分、20分。
 え~い!
 時間が経つのってこんなに時間がかかったっけ?
 苛々しながら待つ。
 やがて腕が痺れてきた頃
 ワンワンワンワン! 
 遠くから犬の鳴き声。
 しまった。
 犬の事すっかり忘れてた。
 どうしよう。
 悩んでいる俺の耳にガサガサと茂みを掻き分ける音が届く。
 すかさずビデオの録画ボタンを押す。小さな起動音と共にカウンターが回り出す。
 画面にはオレンジ色のシューズ、紺色のセパレートユニフォームのあの娘が収まっていた。
 レジャーシートに近付きスポーツバックに伸ばした手がふと止まる。
/59ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ