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ドン亀スプリンター
第5章 母娘丼?
 「いかがでしょうか?」
 どことなく誇らしげに尋ねてくる依子が腹立しくて乳房に平手打ちを浴びせる。
 「まあまあだな。」
 乳房を打たれて俺の機嫌を損ねたかと怯えた顔が一気に晴れる。
 忙しいやつだ。
 苦笑しながら依子の手を引き磔台まで連れていくと手首足首に枷を着ける。
 もともと依子の為に用意された部屋だ。
 綺麗に身体を固定出来るように枷の位置も調整されている。
 身動ぎ一つ出来なくなってこれから行われる責め苦に想いを馳せ依子の顔が惚ける。
 鞭で打たれ蝋燭を垂らされる。
 乳首やクリトリスに重りをぶら下げられるかもしれない。
 最後には気絶するまで逞しいチンポで貫いて貰う。
 そんな淫らな妄想が脳内を駆け巡っていることだろう。
 だが現実はそんなに甘くない。
 「もういいぞ!」
 俺の怒声にギシギシと木を軋ませながら誰かが階段を降りてくる。
 「え?誰?うそ!誰?」
 狼狽える依子を無視して降りてきた者をエスコートする。
 暗い影の中から最初に照らしだされたのは裸足の足先だった。
 よく日焼けした脚。
 まるでパンティを履いてるみたいに白く残った腰回り。
 なだらかな腹。
 これもブラジャーを着けてるみたいな白く小さなオッパイ。
 そして見えた顔は。
 「宣子?・・・・・・いやぁ~~~!」
 学校に行っていてここには居ない筈の愛娘が自分と同じ全裸で秘密の調教部屋に降り立つ。
 この異様な事態にパニックになり髪を振り乱し全身を揺するが拘束が1㎜と緩む事はなかった。
 蛍光灯の光の下に全裸を晒した宣子はスカートの裾を摘まむジェスチャーをすると片足を引いて膝を深く曲げる。
 絵に描いたようなカーテシーだ。
 なんでも梅園では文科省がダンスの授業を採用する遥か前から社交ダンスがカリキュラムに入っていたそうでこの位のカーテシーなら二年生にもなれば誰でも出来るそうだ。
 「ごきげんよう。ママ。」
 ニッコリ笑い掛けると俺の首っ玉に抱きつき唇を寄せてくる。
 小さな口から伸びたベロと俺の舌が空中で絡み合う。
 クチュクチュクチュクチュ。
 淫らな水音を立てながら絡まる二人の舌を伝って滴る唾液が床に落ちる。
 宣子の腰を引き寄せると唾液で出来た水溜まりを躊躇なく踏みつけ身を密着させてくる。
 唇が重なりベロが口内に入ってきて好き勝手に遊び回る。
 悪戯っ子め。
 
 
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