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ドン亀スプリンター
第6章 一年の計は
 暫くは順調軽快に走っていたが突然渋滞に巻き込まれてしまい全く進まなくなる。  
 やれやれ。
 慌てても仕方ないか。
 溜め息一つついて左手を助手席に伸ばす。
 制服のスカートの裾を持ち腰まで引き上げる。
 「アァ~ン」
 甘えた声を漏らすが宣子はスカートを押さえようとはしない。
 腰まで捲り上がったスカートの下は裸だった。
 「言い付け通りノーパンで終業式に出たんだな。」
 「はい。お義父様。」
 嬉しそうに微笑む宣子の股間はすっかり濡れて準備が出来ている。
 クチュクチュクチュクチュ
 指を膣に挿入少し動かすだけで車内に淫水をかき混ぜる粘っこい音が響く。
 「ハアァ~ン!アァ~ン!」
 矯声を上げながら宣子はセーラー服の下に手を差し入れ自ら胸を揉みだす。
 大きく持ち上がった裾から覗く剥き出しの下乳。
 無論こちらもノーブラだ。
 まあ、日焼けの関係で布は着けてなくても白い下着を着ている様にはみえる。
 特に下は特徴だった剛毛の叢が永久脱毛によってまるで赤ん坊のそれのように綺麗になっている。
 下級奴隷の依子とお揃いなのが嫌だと懇願されて脱毛な踏み切った。
 清楚な女子中学生に似合わない剛毛。
 結構気に入っていたのだが本人の希望なら仕方がない。
 一応依子を脱毛して差別化との案も出したのだが自分より依子に金と手間を掛けられるのが嫌だとあっさり却下された。
 俺ヒエラルキーの頂点の筈なんだんだがこういう時の発言力は非常に弱いのだ。
 当時の問答を思い出し苦笑する。
 ふと、視線をずらすとルームミラーに後部座席の様子が写っていた。
 こちはらこちらで自家発電の真っ最中だ。
 娘が男に性的悪戯をされてるのを見ながらオナニーに耽るとは全く度しがたい母親だ。
 車内に響くは母娘による矯声の二重奏不協和音。
 この名演奏を一人で聴くのはもったいないな。
 助手席と左側の後部席の窓を全開にする。
 少々寒いが我慢我慢。
 「アァ~ン!お義父様ダメェ~!見られてる!隣から見られてる!」
 渋滞で横並びになって止まっている車の運転手が窓ガラスに額をくっつけて血走った目で母娘のオナニーを交互に見ている。
 まあ、窓を開ける度胸もない小物なら害はないだろう。好きなだけ見ればいい。
 宣子も口では嫌だと言いながらも根っからの露出狂だ。
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