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ドン亀スプリンター
第6章 一年の計は
 結果いち早く俺の前に全裸を晒したのは宣子だった。
 「尻を出せグズめ!」
 理不尽な命令だったが依子は俺に背を向け肩幅以上に脚を開くと制服を置いたサイドテーブルに手をつき高く尻を突き出す。
 「ご主人様。グズで出来損ないの奴隷にどうかお仕置きして下さい。」
 深々と下を向いているので見えないがその顔がこれから来る痛みを伴ったお仕置きを期待して蕩けているのは声音で判る。
 「お義父様。どうぞ。」
 宣子が応接間から持ってきたのは俺のスーツケースだ。
 ロックを外すと中には各種鞭、蝋燭、ロープ、バイブレーター、ピンクローター等の責め具が溢れんばかりにはいっている。
 ニコニコしながら宣子が取り出しのは深紅のバラ鞭だった。
 コスプレ用ゴム製のなんちゃって商品ではない。
 本革製の本職用だ。
 幅1cm長さ70の重たい房が30本纏められた凶器だ。
 太いグリップを握り垂らした房で依子の尻臀を撫でる。
 「ハアァ~ン。」
 それだけで甘い声を漏らす。
 「20回だ。」
 鞭を軽く振り上げ指の力と房の重みだけで振り下ろす。
 パシィ~~ン!
 房が尻臀を打ち派手な音が上がる。
 「アン!」
 短く鳴く依子の尻がキュッと締まる。
 「い、一回です。」
 次の鞭が振り下ろされる前に依子が数える。
 打たれた数を報告するのは鞭をいただく奴隷の作法だ。
 パシィ~~ン!
 「アン!・・・二回です。」
 「三回です。・・・四回です。」
 バラ鞭は音の割には身体に与える衝撃は強くない。
 多数の房が力を分散させてしまうからだ。
 特に今みたいに手加減していてはママゴトみたいな物だ。
 だがどんな物でもやりようがある。
 五回を数えたところで打ち方を変える。
 鞭を肩の高さまで振り上げ勢い良く振り下ろす。
 そしてインパクトの瞬間手首のスナップを利かせる。
 バッシーン!
 「ヒィッ~~~!」
 今までとは全く違う打擲音。
 五回も打たれたのに白いままだった尻臀が一気に赤くなる。
 「ろ、六回・・・です。」
 なかなかにしぶとい。
 バッシーン!
 バッシーン!
 バッシーン!
 バッシーン!
 「じゅ、十回・・・です。」
 漸く半分だが依子の尻は既に真っ赤に腫れ上がりまるで猿のそれみたいだ。
 このまま重ねて打つのは可哀想だな。
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