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汚されたリクルートスーツ
第2章 悪夢の研究室

教授との取引を受け入れてしまった真由は、さっきまで座っていたソファに再び腰掛けるよう指示をされる。そして、いくつかの質問やセリフの書かれたA4の紙を渡され、目の前におかれたカメラにむかって話すように言われる。
名前は?
「…た…たにむら…まゆです…」
大学、学部、学年は?
「…明和大学…文学部…4年生です…」
内定先は?
「…な、内定先は…まだ…ありません」
今日はなにしにきたの?
「……ぇ…え…ぅ…」
手にもった紙には、真由を陵辱する言葉が並べられていた。言葉に詰まり、涙があふれてくる。カメラの横に立つ教授がに口元に笑みを浮かべながら、早く言えとジェスチャーで指示する。

