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かくれんぼ
第2章 回想 涼音
 お、お父さん?
 社会人として挨拶せねばと見渡すが車のくの時もない。
 もう、帰ってしまったようだ。 
 「お邪魔しまぁ~す。」
 今まで何回か来た事のある涼音ちゃんはさっさと靴を脱いで奥の部屋に向かう。
 「うわぁ~!すごぉ~い!」
 これだけ手放しで誉めて貰えると夜明けまでかけて飾り付けした甲斐があったってものだ。
 
 パーティーは楽しかった。
 バスケットの中は大量の唐揚げ、卵焼き、タコさんウインナー、おにぎり。
 まるで運動会かピクニックの献立だったがそんなのは関係なかった。
 特注ケーキも美味しかったが涼音ちゃんの持った来たご馳走の前では霞んでみえる。
 ご馳走を食べ、笑い、はしゃぎだんだん気が緩んできたのか座卓に掛けた涼音ちゃんの膝がフワッと開く。
 ゴクン。
 股下数十㎝のミニスカの中に純白のパンツが丸見えになっている。
 普通の大人なら苦笑しながら「見えてるよ」と注意するのだろうが生憎俺は普通ではない。
 はっきりカミングアウトしておくと俺は筋金入りのロリコンだ。
 俺にとって性的魅力を感じるのは中学生までで高校生になると既にバアサンなのだ。
 この数ヶ月、夜のオカズは涼音ちゃんのあられのない姿だった。
 毎夜毎夜想像しチンポを固くさせた物が、本物が、生の物が目の前にある。
 こんな俺でも一応人並みのモラルというものは持ち合わせている。
 ロリに触れる事は社会的な死を意味する。
 それは判っている。
 判っている。
 判って・・・いるから接触はしない。
 目線の先にたまたまパンツに包まれた股間があるだけだ。
 そう自分に言い訳しながらパンツの皺一つ忘れないようにと凝視する。
 ハァ、ハァ、ハァ、ハァ
 自分の呼吸音が五月蝿い。
 蟀谷で血管がドクドクと脈打つ。
 いったいどれだけの時間が経ったのだろう。
 5秒か5分か。まさか5時間の筈はないだろう。
 兎に角そんな事も判らない程興奮し舞い上がっていた。
 そんな逆上せ上がった頭が見せた幻覚か?
 涼音ちゃんの膝がどんどん開いていき足の付け根、鼠径部が丸見えになる。
 捩れピタリと股間に張り付いた布に一本の縦筋が浮かんでいる。
 「タヌキさんのエッチ。」
 まずい!
 見過ぎた!
 涼音ちゃんの声に慌てて顔を上げた俺は呼吸が止まる。
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