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かくれんぼ
第4章 海水浴
 車を停めてから早一時間近く経っている。
 折角の海なのに車内で過ごすだけなんて勿体無い。
 涼音と里織は浮き輪を、俺はビーチパラソルとクーラーボックスを持って焼けつく砂を踏み締め空いていた砂浜に陣取る。
 「チャ~ンチャカチャカチャカ、チャ~ンチャカチャカチャカ」
 休憩場所の設営を俺一人に任せて二人は夏休みの早朝お約束の曲を口ずさみながら体操をしている。
 何も考えずに見れば健康的で微笑ましい光景だが疚しさのサングラスを着けて見れば股を開き胸を揺する挑発的な仕草になる。
 まずいな。
 さっき出したばかりなのにまた愚息が元気になりだしてる。
 いくらデカパンのゆったりした海パンとはいえ勃起しては愚息がこんにちわしかねない。
 手早く設営を終えると二人を残して波打ち際に走る。
 「コラァ~!」
 「準備運動しないとダメなんだよ!」
 可愛い叱責を背に受けながら腰まで海水に浸かる。
 フウゥ。間に合った。
 固く勃起した肉棒に引っ張られ口を開けたウエストから海水が水着の中に流れ込む。
 俺には露出趣味はないのだ。
 「タヌキさん!」
 「準備運動!」
 追いかけきた二人に見せるようにおざなりな体操をしてみる。
 うん。
 これはどう贔屓目に見ても体操じゃなくてタコ踊りだな。
 奇妙な踊りがツボにはまったのかお腹を抱えてケラケラ笑う二人に海水を掛ける。
 やられたらやり返す。倍返しが二人分の四倍返しの海水が俺を襲う。
 嗚呼、なんて健全な海水浴だろう。
 水を掛け合ったり
 遊泳区分のブイまで競争したり
 浮き輪に掴まって海月みたいにプカプカ波に揺られたり。
 ひとしきり遊んでお腹が空けば海の家の高い割にはさして美味くないカレーやラーメンを文句を言いながらも完食する。
 ビーチパラソルの下で少し休憩してから再びの入水。
 人気のないブイの付近に来ると俺は涼音の浮き輪に便乗させてもらう。
 大きな浮き輪は二人が身を預けても沈んだりしない。
 「アンッ!」
 涼音の身体がビクリと硬直し甘い声を漏らす。
 海中でビキニパンツの中に挿入った俺の手に秘裂を開き淫肉を嬲られて海水とは違う粘度温度の水分を溢れさせる。
 「アンッ!ズルい!」
 俺が悪戯していると察して里織は私もと寄ってくるが生憎右手は涼音のオマンコに左手は浮き輪に置かれていて相手が出来ない。
 
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