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第4章 ひとりで訴訟へ

千恵美さんは身体を触ったことも進言したが、計測や整体で終わってしまう。
わいせつ事案であるが、ちえみさんはAに強姦されたことを強く主張した。

Aは処女膜を破瓜した際は１３歳であり、千恵美さんに破るように頼まれたと主張。
膣内射精に関しても、Aは行為中に射精前に千恵美さんに射精することを申告したうえで膣内に思いっきり射精した。千恵美さんに恋愛感情もあり、自分の赤ちゃんを産んで欲しい気持ちになったと主張し、千恵美さんが容姿端麗で抱き締めると心身ともに癒されると付け加えた。

ここでは千恵美さんも抵抗しなかったこと、拒否する行動もとらなかったことを認めてしまう結果となる。
Aの弁護士から「膣内射精の有無でAから『膣内に出すぞ！』と申告された後に何と答えたか」と具体的な質問があり、千恵美さんは「『膣内に出していい』と了承しました」と答えた。
千恵美さんは、絶対に事実で勝負したかったと言います。

千恵美さんの勝利のトリガーである強姦の事実は、１３歳過ぎたあとのことなので、「本事件と関係ない」と相手弁護士に異議ありとされてしまう。

法廷内の真剣勝負の中で千恵美さんは精神的なストレスを抱え、Aの弁護士に誘導されてしまう。
あくまでも水着を作るための計測中のわいせつの裁判である。
最後の水着から３年が経過している。
Aに「千恵美さんを強姦した」と言わせたい気持ちが、裁判に関係ないことを撹拌させてしまったようです。


裁判の結果が負けると控訴は不利になる。
そもそも、SNSで世論の力を借りたかったのだが、千恵美さんはAの年収以上の金を自分に使わせている。
ラブホテルはAの欲だとしても、温泉旅行、遊園地、ブランドのアクセサリーや小物を買わせていた事実もあった。


裁判はすぐに結果が出ると言われた。