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私たちは、女同士でエッチする
第28章 アマゾネスとの邂逅・中編
「・・・・・っ!!!」

(す、凄いっ。ローザの体、凄くいやらしくて美しくてっ。魅力的過ぎる・・・っ!!!)

 そう思っていた杏子はしかし、ローザを観察している内にある事に気が付いた、それは。

 ローザの自身を見る視線が極めて性的で危ういモノである、と言う事実であったが果たしてその通りでローザもまた、杏子の肢体に興奮してしまっており、ギラギラと光る眼差しを少女に向け続けていたのだ。

 今までは、彼女を助けるために“それ”を堪えていたローザだったが、その事が達成された挙げ句に性格も悪く無いと判断された為にもう何の我慢の必要も無くなったこのアマゾネスの筋肉美女は自分の欲望に正直になり、杏子に迫っていったのである。

(コイツ、カワイイナ。コノアタリデハ、ミカケナイヨウシノモチヌシダガ・・・。ワルイヤツデハナサソウダシ、ソレニタスケテヤッタンダカラ。ベツニカマワナイダロウ・・・!!!)

 そう判断した彼女は杏子に一歩、また一歩と近付いて行くモノの、それに対して杏子は全く動揺せずに、むしろある種の期待の込もった視線をローザに送っていた。

「・・・モウ、カラダハダイジョウブカ?イタイトコロハナインダナ?」

「・・・うん、平気。ローザが看病してくれていたお陰だよ?」

 高鳴る胸を抑えつつも、そう返事をする杏子だったが彼女にはある心配事ががあった、それは。

(どうしよう。私の匂い、ローザに嗅がれちゃったかも知れない・・・!!!)

 内心で“恥ずかしさ”と“申し訳なさ”に悶え狂うが、ポールダンスをやっていた彼女は決してムキムキでは無かったにせよ、それでも全体的に引き締まっていて程よく筋肉が付いていた為に体の新陳代謝が他の女子高生に比べて活発であり、その分汗っ掻きで体臭も多少、強かったのだ。

 それだけではない、ただでさえ熱帯雨林のジャングルは蒸す上に気温も高く、その中で眠りっ放しだった少女は自分の寝汗の匂いが気になって少し気後れ気味となった。

 しかし。
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