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私たちは、女同士でエッチする
第35章 希望とセーニャ・4
 “コイツの言う言葉にも一理ある”と述べ立てるとセーニャはその場に弓矢を置き、そして次の瞬間、自身も着ている服を脱ぎ始めた。

「・・・・・っ!!?お、おいセーニャ。何をしている」

「・・・ふうぅっ。これで良いか?」

 やがて一糸纏わぬ姿になると、セーニャは希望達に向き直るモノの、そのあまりの裸体の美しさに希望は言葉を失ってしまった、スレンダーで良く引き締まっている身体に、光沢のある滑らかな肌。

 程よく筋肉の付いているが、しかし柔らかさのあるそれは同性である希望の目から見ても非常に魅力的に写っていて、思わず性的な好奇心が首を擡げて来てしまう。

「お前も脱げ、メルル。さもなくばコイツの言った言葉を事実だと認める事になってしまう」

「な・・・っ。しかし・・・!!!」

「確かノゾミ、と言ったな?これで解っただろう。私達は卑怯者でも無ければ残虐な種族でもない、さっきの言葉を取り消してもらおう!!!」

「・・・・・」

「クソ・・・ッ!!!」

 自らも全裸になって希望達に向き合いながら申し立てをするセーニャの横では1人毒づきながらもメルルがやはり弓矢を置いて服を脱ぎ始めた、どうやら彼女は半ばヤケクソになっているようだが、さて。

「・・・謝るわ、ごめんなさい」

「・・・解ってくれれば、良いんだよ。じゃあ本題に入ろうか、さっきも言ったがこの森から可及的速やかに出ていってもらいたい。そうすれば何も危害は加えない」

「・・・それは、無理。お父さん達が帰って来なければ結論は出せないわ?私達はこの場所を守らなくてはならないもの!!!」

「それならば話は別だ」

 するとセーニャは先ほど地に捨てた弓矢を拾い上げ、再び希望達に向けてつがえて見せた。
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