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私たちは、女同士でエッチする
第36章 希望とセーニャ・5
 そんな折。

「ああぅっ!!?」

「きゃっ!!!」

 フェイントを兼ねて思いっ切り希望に接近したセーニャが回し蹴りをお見舞いしようとして足下を疎かにした一瞬の隙を突き、逆に希望が身を縮こませてその軸足に下段攻撃を仕掛けた際の事だった、それはやっと一発通ったのだが結果としてバランスを崩したセーニャが上から希望に倒れ込んで彼女を押し潰す結果となってしまったのだ。

「うぐぁっ!!?」

「あひぃっ!!!」

 地面に倒れ伏した衝撃で、2人は共にダメージを負って僅かながらに悲鳴を挙げる、がまだだ、まだ終わった訳では決してない。

「くううぅぅぅっ!!?」

「たああぁぁぁっ!!!」

 そのまま2人は組んず解れつ、もつれ合いながら地面をゴロゴロと転がり続けた、ある時は希望が上になり、またある時はセーニャが上になった、しかし。

「うひゃああぁぁぁっ!!!!?」

「んぎいいぃぃぃっ!!!!?」

 そんな事を繰り返していた、次の瞬間混ざり合ったそれぞれの汗に塗れたお互いの乳首が相手のそれと擦れ合った時。

 希望とセーニャからハッキリとした嬌声が漏れた、それだけではない、2人はまるで雷に打たれたかのように頭の中が真っ白くなり、一瞬で軽く達してしまった、それだけ強力な愉悦が両の乳首から迸っていったのである。

「はぁーっ、はぁーっ。はぁーっ、はああぁぁぁ・・・っ❤❤❤」

「はあはあっ、はあはあ・・・っ❤❤❤」

 咄嗟の事に、2人は殆ど反射的に相手の身体にしがみ付いていた、これは彼女達が絶頂する際のクセであり、それがつい出てしまったのだ。

(な、なに今の。乳首がっ、私の乳首がああぁぁぁっ!!?)

(ニ、ニップルがっ。なんだったのだ、一体今のは・・・っ!!!)

 両者共に相手とキツく抱き合ったままで“はあはあっ”と荒く息を付きつつぼんやりとする頭で考えるモノの、事はそれで終わりでは無かった、熱く痼った桃色の乳首と薄紅色のニップルとはまだ密着したままであり、互いに押し潰し合っていたのである。

 それらが。

「うわあああぁぁぁぁぁっっっ❤❤❤❤❤❤❤」

「ノオオオォォォォォゥッッッ❤❤❤❤❤❤❤」
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