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制服を着た獲物
第2章 三階旧従業員休憩室
 運よく誰にも見られずに恭子を部屋に連れ込むことができた。この部屋に来るには、staff onlyの扉を開けて来なくてはいけない。興味深々でその扉を開ける宿泊客がいないとも限らないが、そこからさらに進んで、従業員休憩室のプレートが掲げてある部屋を開けることはしないだろう。香坂はそう考えていた。深夜勤務は香坂と岩崎の二人、勤務時間でもないのに、使われていない休憩室にわざわざ来るスタッフなどいるはずがない。
 香坂は恭子を後ろから羽交い絞めにしたまま、恭子を部屋の壁に押し付けた。その時「やめて」と恭子が声を出した。香坂はその声には耳を貸さず、恭子のうなじに顔をうめた。いつもの恭子が付けているコロンの香りと、恭子の汗が混じった体臭が香坂の鼻孔を通った。それは紛れもなく雌が発散する匂いで、香坂は久しぶりに嗅ぐ女の匂いに目がくらみそうになった。
「ああ、いい匂いだ」
 香坂は深く息を吸ってそう言った。
「キモイ」
「何!」
「キモイって言ったのよ」
 恭子が言葉で抵抗してきた。
「何とでも言えよ、ガキ」
「うるさい、オッサン」
「ここ、あんまり膨らんでねぇな」
 香坂は右手を潜り込ませて、制服の上から恭子の胸を揉んだ。
「黙れ、ジジイ」
「俺さ、お前のその言葉、好きなんだよね。俺を侮辱するお前の言葉、たまんないね」
「変態」
「もっと言えよ、このクソガキ!」
 香坂はそう強く言って、下半身を恭子に押し付けた。
「……」
「お前がさ、どんなに喚こうが叫ぼうが、お前は俺に犯られるんだよ。幸いここには誰も来ないしな。俺はお前の体をたっぷり味わって愉しむんだ。どうんな風に犯してもらいたい? リクエストに応えるぜ。いや、やめとく。お前をどうやって犯るかはもう決めているんだ。これからお前の体は、俺の性欲の捌け口になるんだよ。お前のま×こは俺の性具になるんだ」
「……お願い、やめて」
 恭子の小さな声。香坂から伝わる体の圧力だけでなく、香坂の言葉の凄みで恭子の体の力が一つまた一つと奪わばわれていった。この状況の中で、抵抗など何の意味もなく無駄なことであると、恭子は認識したのである。抵抗は懇願に変わる。
「お願い、やめて、か。お前らしくないな。そんなんじゃダメだ。もっと俺を罵倒しろよ。いつもの嫌味なお前に戻ってくれ。頼むからさ。そうじゃないとつまんねえよ。だろ? 恭子ちゃん」
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