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縄師-Ⅱ 中・高編
第3章 鞭と生け贄
フックから外した千鶴をゴザの上に寝かせる。
腰に30センチの高さの踏み台を当てて逆エビに反らせた。
ブリッジ――という姿勢だ。
頭を床に着け、手首と足首を結ぶと、駿河問いの逆、床バージョンになる。
赤く腫れた女性器が天に向かって剥き出しになった。
「ちづ。凄い格好になった。恥ずかしいところが丸見えになってる」
「恥ずかしい……」
「でも体液が滲み出して溢れてる。こんな格好にされて感じてるなんてな。ほら、ちづは今日俺にお願いすることがあるだろう。何も言わないならこのまま見てるぞ」
千鶴は声を絞り出すように言った。
「犯して……」
「あっ。何か言ったか」
「魔王様、お願いします。私を犯して下さい」
俺達は今日、こうすることを決めていた。
あのときのように勢いと狂気で犯すのではなく、被虐性を自傷行為に進めないために。
そして俺達の理性をどこかに置き忘れたときのリカバリーについて、相談して準備を進めてきた。
俺は服を脱ぎ、男性器にゴムをつけ、ゴムにはローションを塗る。
体液でぬらりとしている千鶴の膣に俺の男性器をあてがい、ねじ込むように挿入していった。
ミシミシと音を立てるような感じで襞(ひだ)を押し広げて入れていく。
ローションや体液で濡れているとは言え、きつくて痛みを感じる。だから想像したような、快感に我を忘れて入れたとたんに射精するかも……という心配は全く無かった。
千鶴の、クリトリスがジンジンするという快感と、俺の男性器が膣を押し広げる苦痛の両方に歯を食いしばって耐えている千鶴の顔が、俺の男性器を益々元気にしてくれる。
男性器の先端が奥に当たるのを感じた。
抜き、叩きつけるように数度出し入れをすると千鶴が悲鳴を上げた。
思わず動きを止めた俺に、
「動いて。メチャメチャにして……」
叫ぶように言った千鶴にはまだ狂気が残っていたのかもしれない。
そして俺にも――加虐性の狂気で頭が白くなり、千鶴の内臓を突き破るのも厭わない激しさで動き、突き上げて、俺達の儀式が終了した。
俺達は14歳と13歳で処女と童貞を卒業した。