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縄師-Ⅱ 中・高編
第1章 縄師-Ⅱ ごっこの終わりから
「じゃっ、じゃあ、リョウ君はずっとエッチしてたいんだ」
俺と同じ年の奴なら、『エッチがしたくて女子と付き合いたがってる』そう言われると大抵ドギマギして否定する。
そして清純とか清い交際とかの名目の元に、主導権を女子に奪われて便利使いされるのだ。
「いや、エッチはしません。俺らがエッチするのって凄いリスクがあるからね。でもエッチしたいと思うときって、女子にもあるんじゃない?」
「それは……ない訳じゃないわ」
「うん、だよね。俺はさ、そのエッチしたくなる気持ちをエッチしないで消化する手伝いができると思うんだよね。だって人を好きになるのって、その相手とエッチしたいのとイコールじゃない?」
「その理屈だとそうなるのかな。でも私はそんなにエッチがしたいわけじゃないの。一緒にいてデートしたりさ、今はそれで充分だと思うんだよね」
「だけどそれでもエッチをしたいという気持ちは必要だからね。その気持ちがあるから、『好き』ができる」
「じゃあさ、どうやってエッチしないで、したい気持ちを消化するのか教えてよ」
「いいですよ。最初はね、2人だけになれる場所を作る。それからリホさんの恥ずかしい所を見せて貰う。それだけでいい」
「それは……イヤだ。見られたくない」
リホが腕組みをして言った。
「違うんだよ。コンプレックスを感じているところじゃなくて、エッチを感じるから恥ずかしい場所があるでしょ。そこを見られて、隠したいのを我慢してるとさ、心が緩んできて触ってほしくなるんだよ。想像してみて」
「ウッ」
リホの頬が少し赤くなって、足をクロスさせた。
想像力もあるし感度もいいみたいだ。
俺はいきなりリホの左の乳房を鷲掴みに握った。ワンサイズ大きいブラの中に発達途上の乳房が収まっている。
リホは喉から扁桃腺が飛び出しそうなほど口を開いて息を詰まらせる。
「リホさん。もっとオナニーした方がいい。そしたらホルモンが増えて小葉が発達するから」
リホが身体中を真っ赤にしてしゃがみ込んだ。