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 縄師-Ⅱ 中・高編
第5章  リョウと千鶴
 千鶴の「アァッ」と言う声とヨジった身体の動きで絶頂が近付いたことを知った俺は、もう1ミリ針を深く刺し、痛みを強めて苦痛を継続させる。
 千鶴が全身の筋肉を硬ばらせて身体を反らせ、「ぐうっ」と声を出しガクガクと身体を折り曲げて絶頂に達した。

 絶頂が続いた後の震えは硬直が解けるためだ。これは外部の力ではなく千鶴の意思でもない。生理作用とでもいったらいいのだろうか。今も理解はできないけど、千鶴は絶頂の後の揺り返しが大きく長い。

「リッ……リョウ……」
 身体の震えが消えない千鶴は、猿ぐつわを噛みしめ、泣き顔で俺に救いを求める。

 俺は千鶴を引き寄せ抱きしめてやったが、特に背中が敏感になっているようで、撫でてやると悲鳴を上げてのたうち回る。

 苦痛に喘ぐ千鶴の姿も魅力だが、快感で鳥肌を立てて涙を流し悶え転がる千鶴の姿に俺は興奮し、背中を撫でまわしながら押し倒して挿入した。

 ビクビクと俺の性器は締め付けられ、それは千鶴にもコントロールできないようで、ビクッ、ギュンと締めるのと同じに「ウッ」「アッ」と悶えている。

 俺達は繋がったまま、いつのまにか眠り、目が覚めたときには小父達は商売に出かけていた。

 二人で風呂に入り、洗いあった。

 千鶴の肩や腕に赤い擦り傷が付いているのは縄の痕だ。

 鞭の痕は赤い血筋と紫に内出血したふたつの痕がある。

「今度からアロマオイル塗ってからしようか」
 千鶴が胸に付いた鞭の痕を撫でながら言った。

「いや、アロマじゃないほうがいい。匂いが移ったらバレちゃうじゃん」

「あっ。そうか。リョウお利口だね」
 千鶴が抱きついてきたので、俺達は抱き合ったまましばらく湯船の中に居た。


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