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種無し
第2章 調教
「夜中におトイレに行ったのですけど鍵が壊れていて使えなくて、綾子さんは起きてくれないし」とまた懲りずに文句を言います。

実はこの事態は予測していて綾子には寝たふりをして起きない様に言っておいたのです。

「また文句か懲りない奴だ、奴隷は許可なく全ての自由は無いと言っておいた筈だ」

「ですからその許可が取れなかったんです」

「それなら、寝る前に綾子にお願いすればよかっただろう、安眠中の綾子を起こして自分勝手な理屈で綾子のせいにするとは言語道断だ」と叱責されると返す言葉も有りません。

「考え方を変えろ、お前達は常に付き人やマネージャー、ADなどがいて何か上手く行かない事がある時彼らのせいにして、上手く行った事は自分の手柄にして生活してきた、これからの長い奴隷生活を楽しく過ごしたければ、これを改めて自分の行いは自分で責任を持って己から恥ずかしい事、辛いお仕置きを受ける事だ」

二人とも神妙に聞いています。

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