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寝取られ妻
第3章 不覚
「俺、高校の時から久美子ちゃんを狙ってたんだよ!」
矢野の隣に戻るや、いきなり矢野が告って来た。
「だから、それって・・今だから言えるんでしょ?」
久美子は気力を振り絞って矢野の相手をする。
「いや、マジだから・・。だから、今も俺は独身なんだよね!」
「それはないわ!」
久美子は手を振りながら、笑うのだった。
「私の事なんかより、矢野君はそんなにイケメンなんだから、いくらでも可愛い子が見つかるんじゃない?」
久美子がやり返す。
「いや、俺は久美子じゃないとダメなんだよ!」
いつの間にか、矢野は『久美子』と呼び捨てにしていた。
「何言ってんのよ!今更口説いても遅いわよ・・」
久美子は自分の呂律が回っていないのを知った。
「アハハ、久美子も眠くなっちゃったかな?」
矢野が久美子の顔を覗き込んできた。
すぐ眼の前に矢野の顔がある事に気付いた久美子は、「何よ、近いわよ!」と笑いながら言おうとした。
ところが、矢野はそれだけでは済まさなかった。
あろう事か、覗き込んだ勢いで久美子にキスをしたのだ。
「・・?」
久美子は初め何が起きたのかわからなかった。
矢野がゆっくり顔を離すと、その時になって初めて久美子は矢野にキスされた事を知ったのだった。
「え・・?今、何したの?」
久美子は怒った表情になって矢野を殴る真似をした。
「わあ、怖え!そう言えば、久美子は空手の達人なんだよな?」
矢野がふざけたような顔で首を竦めた。
でも、それだけでは済まなかった。
「こうして近くで見ると、久美子は本当に美人だよな。惚れ直したよ!」
矢野は懲りずにまた顔を近付けて来て、そのまま久美子にキスをしたのだった。
久美子は目を丸くして矢野を見ていた。
今度のキスは長かった。
久美子が顔を背けようとすると、矢野が久美子の顔を挟んでそうさせなかったのだ。
矢野が舌を伸ばしていく。
久美子の唇を割って、矢野の舌が口内に侵入していた。
久美子は慌てて矢野の胸板を押して唇を離したのだった。
「何してるの・・?」
久美子は酔いで赤らめた顔で矢野を睨むのだった。
「だから、久美子への俺の思いを伝えようとしてるのさ・・」
矢野が悪怯れもせず微笑みながら訴えるのだ。
矢野の隣に戻るや、いきなり矢野が告って来た。
「だから、それって・・今だから言えるんでしょ?」
久美子は気力を振り絞って矢野の相手をする。
「いや、マジだから・・。だから、今も俺は独身なんだよね!」
「それはないわ!」
久美子は手を振りながら、笑うのだった。
「私の事なんかより、矢野君はそんなにイケメンなんだから、いくらでも可愛い子が見つかるんじゃない?」
久美子がやり返す。
「いや、俺は久美子じゃないとダメなんだよ!」
いつの間にか、矢野は『久美子』と呼び捨てにしていた。
「何言ってんのよ!今更口説いても遅いわよ・・」
久美子は自分の呂律が回っていないのを知った。
「アハハ、久美子も眠くなっちゃったかな?」
矢野が久美子の顔を覗き込んできた。
すぐ眼の前に矢野の顔がある事に気付いた久美子は、「何よ、近いわよ!」と笑いながら言おうとした。
ところが、矢野はそれだけでは済まさなかった。
あろう事か、覗き込んだ勢いで久美子にキスをしたのだ。
「・・?」
久美子は初め何が起きたのかわからなかった。
矢野がゆっくり顔を離すと、その時になって初めて久美子は矢野にキスされた事を知ったのだった。
「え・・?今、何したの?」
久美子は怒った表情になって矢野を殴る真似をした。
「わあ、怖え!そう言えば、久美子は空手の達人なんだよな?」
矢野がふざけたような顔で首を竦めた。
でも、それだけでは済まなかった。
「こうして近くで見ると、久美子は本当に美人だよな。惚れ直したよ!」
矢野は懲りずにまた顔を近付けて来て、そのまま久美子にキスをしたのだった。
久美子は目を丸くして矢野を見ていた。
今度のキスは長かった。
久美子が顔を背けようとすると、矢野が久美子の顔を挟んでそうさせなかったのだ。
矢野が舌を伸ばしていく。
久美子の唇を割って、矢野の舌が口内に侵入していた。
久美子は慌てて矢野の胸板を押して唇を離したのだった。
「何してるの・・?」
久美子は酔いで赤らめた顔で矢野を睨むのだった。
「だから、久美子への俺の思いを伝えようとしてるのさ・・」
矢野が悪怯れもせず微笑みながら訴えるのだ。