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寝取られ妻
第5章 寝取られた愛妻
部屋に入るなり、矢野が久美子を抱き寄せてキスをしてきた。

久美子もキスに応じ、舌を伸ばした。

舌と舌を絡め合うディープキスだった。

これだけで久美子は興奮し、矢野の術中に落ちていく。

「久美子、脱がせてほしい・・?それとも自分で脱ぐ・・?」

矢野が微笑みながら聞いてきた。

「じ、自分で・・脱ぐわ・・」
 
一瞬、躊躇った久美子だったが、覚悟を決めたように矢野に背を向けてジャケットを脱ぎだした。

矢野は人妻の脱衣ショーをタバコをくゆらせながら、興味深げに眺めるのだった。

久美子は迷わなかった。

今日、ここへ来た理由は矢野に抱かれる為だった。

子宮が疼いて仕方がない排卵日の今日、矢野に抱かれて、また失神してしまう程の深い絶頂感を味わいたかったのだ。

ブラウスを脱ぎ終え、スカートを足下に落下させた久美子はそこにスレンダーで体のラインが美しくて悩ましい肢体を曝け出したのだった。

パンストを脱ぎ、ブラも外した久美子はショーツ1枚の姿のまま矢野の方に歩いてきた。

胸は隠していなかった。

「すっかり覚悟は出来たみたいだな・・?」

矢野はそう言うと自分も着ている物を脱ぎ出した。

忽ち、ブリーフ1枚の姿になった矢野が久美子の手を引いてベッドの傍らまで移動した。
 
布団を捲り、ベッドから追い出すと、矢野は久美子をベッドに寝かせたのだった。

「何度見ても素敵な体をしているよ・・」

矢野は股間を膨らませて久美子に添い寝する。

「俺に抱いて欲しいんだろ・・?」

矢野がストレートに聞いてきた。

人妻の身でそんな事に答えられる筈がなかった。

矢野がショーツの中に手を入れてきた。

「あはん・・ああ・・ああ・・」

忽ち久美子の口から悩ましい喘ぎが洩れた。

「こんなに濡らして・・よほど俺が恋しかったみたいだな・・?」

「・・」

久美子は唇を噛んでいた。

「今日はこれを使ってみようか?」

そう言った矢野の手には男性自身を型取ったと思われる筒具が握られていた。

先端が久美子の柔肌を貫いて挿入されると、久美子が顔を仰け反らせたのだった。
  
ウィーン、ウィーンと不気味な機械音を捺せながら、それはゆっくりと久美子の胎内に沈んでいく。

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