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神戸国際投資顧問会社秘話~”オフィスメイド”というご奉仕の形
第5章 オフィスメイド 関口 美穂

「嬉しいです・・・。でも、悲しいんです・・・。だから、涙が止まらなくて・・・。久松様が、私のこと、大事に考えて下さっているなと・・・、お相手させていただく度に、感じ取ってはいたんです・・・。私も、久松様が、ご自分の気持ちを素直に出される、誠実な方だなと・・・、だんだん好意を持つようになって。でも、周りで再婚のお勧めがあるようなお話を伺うと、私・・・、私が夢を見るような話ではないなと、自分に言い聞かせていたんです。」 美穂は、たびたび嗚咽で言葉を詰まらせながら、続けた。
「そして、今日は、久松様が、いつになく感傷的で、私とのことや、奥様とのこと、思い出のお話しをされていたので・・・、もしやと予感したり、いや、そんなこと有るはずがないと思ったり・・・。そうしたら、夢のような結婚のお話をいただいて、驚きましたが、嬉しいです・・・。でも、お受けすることは出来ないと思うと、悲しいんです。私、久松様のお家に入れるような家柄じゃないし、教育も教養もないし、それに・・・。」 美穂は、涙目で久松をしっかり見ながら、最後は、はっきりした口調で言った。 「私、オフィスメイドとして、久松様以外の方にも抱かれてきたんです。」
「そして、今日は、久松様が、いつになく感傷的で、私とのことや、奥様とのこと、思い出のお話しをされていたので・・・、もしやと予感したり、いや、そんなこと有るはずがないと思ったり・・・。そうしたら、夢のような結婚のお話をいただいて、驚きましたが、嬉しいです・・・。でも、お受けすることは出来ないと思うと、悲しいんです。私、久松様のお家に入れるような家柄じゃないし、教育も教養もないし、それに・・・。」 美穂は、涙目で久松をしっかり見ながら、最後は、はっきりした口調で言った。 「私、オフィスメイドとして、久松様以外の方にも抱かれてきたんです。」

