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神戸国際投資顧問会社秘話~”オフィスメイド”というご奉仕の形
第5章 オフィスメイド 関口 美穂

唇が離れると、美穂が、久松の目を見ながら、真剣な顔つきで、話しかけた。 「私の退職のこと、このお家へのお引越しのこと、今日の挙式のこと、よく相談にのっていただいて、有り難うございました。でも、もう一つ残っていて・・・。私、お家の中で、久松様のこと、なんてお呼びしたらいいのかなって。久松様は、<美穂さんの気持ちしだいで>なんて意地悪を仰って、決めて下さらないから・・・。」
美穂は、うつむき加減で、遠慮がちに言葉を続けた。 「あのね、私、<ご主人様>ってお呼びしてもよろしいですか。私からすると、やはり、<お仕えする>という雰囲気がしっくり来るんです。メイドのコスプレみたいで、いやですか。」
それを聞いた久松は、微笑みながら、 「美穂さんが、気持ち良くそう呼んでくれるなら、僕もうれしいよ。そうしようね。」 と言って、再び短くキスをした。そして、 「僕からも、一つ相談と言うか、お願いがあるんだけど。」 と言いながら、サイドテーブルに、はみ出るように置かれた大きな衣装箱を開けた。美穂の目に、純白のウエディングドレスが飛び込んできた。美穂が、驚いた表情で、 「まあ、ご主人様。これは・・・。」 と大きな声をあげて、久松の方に向き直った。
美穂は、うつむき加減で、遠慮がちに言葉を続けた。 「あのね、私、<ご主人様>ってお呼びしてもよろしいですか。私からすると、やはり、<お仕えする>という雰囲気がしっくり来るんです。メイドのコスプレみたいで、いやですか。」
それを聞いた久松は、微笑みながら、 「美穂さんが、気持ち良くそう呼んでくれるなら、僕もうれしいよ。そうしようね。」 と言って、再び短くキスをした。そして、 「僕からも、一つ相談と言うか、お願いがあるんだけど。」 と言いながら、サイドテーブルに、はみ出るように置かれた大きな衣装箱を開けた。美穂の目に、純白のウエディングドレスが飛び込んできた。美穂が、驚いた表情で、 「まあ、ご主人様。これは・・・。」 と大きな声をあげて、久松の方に向き直った。

