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神戸国際投資顧問会社秘話~”オフィスメイド”というご奉仕の形
第5章 オフィスメイド 関口 美穂
美穂は、ベッドに腰掛ける久松の前に立った。久松は、美穂の手を引くと、ベッドに仰向けに寝かせて覆いかぶさり、ゆっくりと舌を絡めた。糸を引きながら唇が離れたとき、美穂が 「ご主人様。もう一つだけ、お聞きしてよろしいですか。」 と、ささやいた。久松は、美穂の頬を撫でながら、 「分かっているよ。僕からお願いしないといけないことだね。もう、低容量ピルは止めにして、神様にまかせよう。」 と言った。美穂は、安心したように 「はい。」 とだけ、短く答え、目を閉じた。ベビードールの胸の紐が解かれ、仰向けでも形の崩れない、弾力のある円錐型の大きな乳房があらわになった・・・。その夜、日付が変る時刻になっても、寝室には、美穂のすすり泣くような喘ぎ声が続いた。
☆
翌朝、台所には、生成りの綿トレーナーとデニムパンツにエプロンを着けた姿で、朝食をつくる美穂の、楽しげな姿があった。美穂が、レンズ豆とベーコンの入った、南ドイツ風スープの味見をしていると、寝室から降りてきた久松が、美穂の後ろに立って、そっと抱きしめた。美穂は、振り向いて唇を重ねながら、新しい生活が始まったことを実感した。