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神戸国際投資顧問会社秘話~”オフィスメイド”というご奉仕の形
第6章 オフィスメイド 吉村 麻衣

第6章 オフィスメイド 吉村 麻衣
【第1話】
(第1章 第2話から続く)
秋の始まりの時期には、御影の高級住宅街に佇む神戸国際投資顧問会社では、玄関先に金木犀の甘い香りが漂い、庭隅のざくろが大きな実をつける。昼過ぎ、社長の執務室では、土井が、北新地のクラブ「ラ・シンセリテ」の綾子ママからの電話を受けていた。
「社長。お願いしていた吉村麻衣のことなんですけど・・・。私から彼女に話をして、そちらでお世話になることを、決心してくれました。今までの、ソープやクラブホステスとは違って、想像もしない、初めて聞く世界なので、戸惑っていましたが、将来的なこともあるし、社長や、ご当主の皆さんが大事にしてくれるからと、実は私自身のことも彼女に話して、やっと安心してくれたようです。この先、よろしくお願いします。」
「有り難う、ママ。それでは、本人さえよければ、早速、明日からでも会社の方に来てもらいましょう。」 土井は、そう言って電話を切った。そして、事務室の二宮由紀を呼び、新入社員に、事務業務と合わせて、オフィスメイドとしての振る舞いも教えてもらいたいと、指示をした。
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