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神戸国際投資顧問会社秘話~”オフィスメイド”というご奉仕の形
第1章 土井社長 ~ 神戸国際投資顧問会社の秘密
「安心しました。それでは、遺言状の開封は、至急に都合をつけますので、改めて日取りのご相談をさせて下さい。ところで・・・土井さん、もう一つお伺いしたいことがあるんですが、よろしいですか。」
「はい、遠慮されずに何なりとどうぞ。」
☆
「どう切り出せばいいものか、その・・・実は父から、具体的ではないんですが、<お前も50代にもなると、男として女房だけでは満足できなくなるかもしれない。会社でも、社長になって従業員の生活を全部背負うような責任を感じると、ストレスを発散したくもなるだろう。しかし、そんな時に軽率に振る舞って、家庭や会社で信用を失くしてはいけない。そういう時には、やはり土井社長を信頼して、相談に乗ってもらいなさい。>と言われたんですよ。」
土井は一度下を向いて考え込むような仕草を見せたが、直ぐに西島の顔を正面から見て返答した。「今日は、ご家族や会社の方々のいない場所でお話しできる良い機会ですので、もう少しお時間があるようでしたら、ご説明しておきましょう。」
西島は身を乗り出して 「今日は、いろいろとお話を伺いたいと思って時間を作ってきておりますので、大丈夫です。続けてください。」 と促した。
「はい、遠慮されずに何なりとどうぞ。」
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「どう切り出せばいいものか、その・・・実は父から、具体的ではないんですが、<お前も50代にもなると、男として女房だけでは満足できなくなるかもしれない。会社でも、社長になって従業員の生活を全部背負うような責任を感じると、ストレスを発散したくもなるだろう。しかし、そんな時に軽率に振る舞って、家庭や会社で信用を失くしてはいけない。そういう時には、やはり土井社長を信頼して、相談に乗ってもらいなさい。>と言われたんですよ。」
土井は一度下を向いて考え込むような仕草を見せたが、直ぐに西島の顔を正面から見て返答した。「今日は、ご家族や会社の方々のいない場所でお話しできる良い機会ですので、もう少しお時間があるようでしたら、ご説明しておきましょう。」
西島は身を乗り出して 「今日は、いろいろとお話を伺いたいと思って時間を作ってきておりますので、大丈夫です。続けてください。」 と促した。