この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
神戸国際投資顧問会社秘話~”オフィスメイド”というご奉仕の形
第3章 オフィスメイド 森本 沙織
 池田が、 「いろいろと助言を有り難う。その案で、来週ダブリンに出向いて交渉してくるよ。」 と答えるのを聞くと、土井のそばに座って、打合せ内容をメモしていた森本沙織は、立ち上がって部屋奥のドアを開け、中のミニキッチンで冷たい麦茶の準備を始めた。少しカールさせたミディアムボブの髪先が肩にさらりと流れ、清楚な白シャツと紺のタイトなスカートの制服が、長身ですらりとしたスタイルを際立たせた。

 池田は、その沙織を見ながら、言葉を続けた。 「ところでね、土井さん。僕も馬や牧場のことだけなら、長年の経験もあって通訳なしで何とかなるんだけど、今回は、会社の財務や税務にも詳しい通訳をと思ってね。10日間ほどの出張になるけど、沙織ちゃんをお借りできないだろうか。」

 「そういうことでしたら、是非、お連れ下さい。彼女にとっても、良い経験になりますからね。」 

 「有り難い。それじゃあ、一緒してもらえるということなんで、その間、時々はオフィスメイドの方のお願いもさせてもらっていいかな。」 と、池田がやや照れくさそう尋ねると、土井は、ちょうど麦茶を卓上に出そうとしてしている沙織の顔を見ながら、微笑んで頷いた。そのやり取りを聞いていた沙織は、 「ご出張のお役に立てるよう、精一杯頑張りますので、よろしくお願いします。」 と言って、少し頬を赤らめながら、深くお辞儀をした。

                   ☆

/192ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ