この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
神戸国際投資顧問会社秘話~”オフィスメイド”というご奉仕の形
第3章 オフィスメイド 森本 沙織

 パリ到着の2時間ほど前になると、機内では軽食が提供される。池田と沙織も、身繕いを終えると、パーテーションを開け、話をはずませながら、料理を楽しんだ。沙織が、「私、トリュフ入りのオムレツなんて、初めてです。」などと屈託なく笑うのを、池田は目を細めて見ながら、自分も、チーズプレートから幾つかを選んで、CAのアドバイスをもらってワインを合わせたりしている間に、現地時間の夕刻に着陸した。 

 アイルランドの9月の気候は、日本の晩秋に近い。シャルルドゴール空港でのトランジットの間に、池田は、ブラウンの厚手ウールのジャケットとパンツに、沙織はベージュのウールニットのボディコンシャスなワンピースにそれぞれ着替えた。二人がダブリンのホテルに到着したのは、夜遅くだった。

 ホテルは、中心部のメリオン・スクエアー・パークに面し、外観は19世紀の重厚な様式が保存されているが、内部は近代的に改装されている。二人がチェックインしたスイートルームには、重厚な8人掛けのダイニングテーブルや、黒革のソファーを置いたパーラールームを挟んで、2つのベッドルームがあった。
/192ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ