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神戸国際投資顧問会社秘話~”オフィスメイド”というご奉仕の形
第3章 オフィスメイド 森本 沙織

池田は、沙織に 「僕は、このあとホテル内のバーで、少しだけ寝酒をいただくけど、よかったら一緒にどうかな。」 と、誘うと、沙織は、「そんな大人っぽいお酒の飲み方、初めてです。」と、無邪気に喜んだ。二人は、それぞれにベッドルームにスーツケースを入れてから、連れ立って部屋を出た。
池田が、沙織の腕を取って重厚なバーのドアを開けると、カウンターの中にいた痩身で白髪の老バーテンダーが、直ぐに池田に微笑みかけた。もう一人の若いバーテンダーも軽く会釈した。池田が沙織をエスコートしながらカウンターに座ると、老バーテンダーが小さな声で話しかけた。
「ドクター・イケダ。レディーとご一緒は初めてですね。」
「紹介しよう。ミス・サオリだ。ファイナンシャル・コンサルタント会社のスタッフでね。大事な交渉があるので、通訳として同行してもらっているんだ。」
池田が、沙織の腕を取って重厚なバーのドアを開けると、カウンターの中にいた痩身で白髪の老バーテンダーが、直ぐに池田に微笑みかけた。もう一人の若いバーテンダーも軽く会釈した。池田が沙織をエスコートしながらカウンターに座ると、老バーテンダーが小さな声で話しかけた。
「ドクター・イケダ。レディーとご一緒は初めてですね。」
「紹介しよう。ミス・サオリだ。ファイナンシャル・コンサルタント会社のスタッフでね。大事な交渉があるので、通訳として同行してもらっているんだ。」

