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繋がり
第2章 兄と妹


「お父さん、もうすぐ帰ってくるから、少し待っててね」

お母さんがリビングに入ってきたわたしを見てそう言った。
蒼はすでにソファに座ってテレビを見ていた。

私は少し迷って、結局ご飯を食べる方のテーブル席に座った。

「ただいまー」

すぐにお父さんが帰ってきた

「…おかえりなさい」
「おかえり」
「あら、おかえりなさい、お疲れ様です」
「あぁ、飯できてるか?」
「できてるわよ。着替えてきて」

お父さんはすぐに着替えにいく。
あいかわらず、仲が良くて私は自然と笑顔になる

私たちの家は、お父さんとお母さんの部屋とリビング、お風呂場などが一階にあって

二階にあるのは私たちの部屋だけ。






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