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繋がり
第3章 消えない過去


「や、やめて!」
「父親の言うことは聞いとくんだな…」

その目は狂気に満ちていて
怖くてわたしは抵抗をやめた。

頭のなかで何となくされることは分かった

一回だけお母さんとお父さんが
重なりあってるのを見たことがあったから

でも
それを、何故自分が父親とやるのか分からなくて

間違ってると


おかしいと分かったから


もしかしたらお母さんが離婚に踏み切れるかもしれないと思った

真っ白になる頭

体は冷えきっていた


するといきなり感じたことのない感覚が体中を支配した

お父さんの手が私の少し膨らみ始めた胸を触っていた

「やっ」
「………可愛い声だすじゃねぇか」
「やだ……やめて……いやだ…」

どんどん激しくなる手も
だんだん痛く感じた。

スカートも脱がされて父親も気がついたら裸だった。

父親の大きくなったそれが時々私の足に当たった

それがどうしようもなく嫌で、わたしは身をよじる
父親は私の太ももを撫でて、たまに顔を近づけ舌をはわせた。


次第に何も感じなくなった

怖さも

感情もなにもかも

なんも感じなくなった


「あー限界」

そんな父親の声が聞こえたと同時に
私の体に鋭い痛みが走った


「っ?!」

乱暴に私の穴に押し込まれた父親。

悲鳴を、あげそうになる。

そしてそのまま、父親は動き出した

何度も突かれて突かれて
中に温かいものを出された

涙だけが私の頬を、優しく包んでた




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