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寝取られた人妻教師 
第1章 美魔女
加奈子は校長から呼ばれていた。

校長室に向かうと、1枚の書類を渡された。

『文科省主催 よりよい教師の採用と育成に関わるシンポジウム』

とのタイトルだった。

「このシンポジウムに出席しろとのお話ですね?」

すぐに校長の意図を察した加奈子が「わかりました」と頭を下げたのだった。

ただ、その中に出席可能な団体は2名以上で出席するようにとの文言が記載されていた。

「もう一人は教頭先生ですね?」

これまた先読みした加奈子がズバリと言い当てた。

校長はニコリと微笑みながらコクリと頷くのだった。


シンポジウムは開催場所が大阪だった。

新幹線を使えば日帰りも可能だった。

加奈子は教頭の石田と打ち合わせをし、当日の始発の新幹線に乗る事を決めたのだった。

本当なら、忙しい加奈子ではなく、他の教師に出席してもらいたいところなのだったが、やはり校長は信頼できる加奈子に頼んで来たのだった。

加奈子はどんなに忙しくても、どんなに疲れていても文句一つ言わなかった。

家に帰れば主婦として、妻として、母親としての仕事も
待っているのだ。

だが、それでも加奈子は愚痴一つ洩らさなかった。

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