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夢見る夢子
第2章 松岡尚子の体

ほどなくして終業のチャイムが鳴り響き
社会の先生はモゴモゴと何か喋って
急ぎ足で教室を出ていった。

みんなが我先にと下校を始める。

不意に背後から「松岡さん…行きましょうか」と
憧れている吉住くんの声がした。

「どこへ?」

思わず夢子は返答してしまい
そうだ!私は今、松岡尚子なんだと気づいた。

「どこって…生徒会室に決まってるじゃないか」

怪訝そうな顔をしながら
吉住くんは「さあ、早く行こう」と夢子を急かした。

生徒会室に向かって、
廊下を憧れの吉住くんと肩を並べて歩く…
こんな些細なことで体を借りている松岡さんの股間が激しく濡れていた。

『松岡さん…ごめんねぇ…
アソコ、びしょびしょにしちゃってるわ』

こうして二人で並んで歩けるなんて
夢子にしては夢のような出来事だった。


生徒会はろくな議題もなく
だらだらと時間だけが過ぎてゆく。

会議が終わりかけた頃、
隣の吉住くんがスッとメモを夢子に手渡した。

『今日は僕の家に寄って帰ってね』

そのメモにはそのように書かれていた。

思わず吉住くんの顔を見つめると
視線に気づいた彼は
「今日は両親の帰りが遅くなるんだ。
たまには俺の部屋で…いいだろ?」と
小声でそう言った。

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