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夢見る夢子
第3章 母、芙美子

芙美子の目の前に
どーんと章太郎のペニスがそびえ立っている。

ソレに手を伸ばして
生まれて初めて勃起したペニスというものを
芙美子は握りしめた。

ドクドクと脈を打つ感触が指に伝わる。

「嬉しいよ…初めて俺のモノを握ってくれたね」

芙美子はしっかりと目を開いて
手の中のペニスを見つめた。

丸くドーンと張り出した亀頭の割れ目からは
ジュワ~っと透明な汁が滲み出ている。

鼻っ面の先までペニスが近づくと
プーンと生臭い匂いがしてくる。
『ザーメンってさ、栗の花の匂いがするよね』
芙美子と仲のよい友人の咲恵がそんなことを言っていたのを覚えている。

『栗の花?』いいえ、今、私が嗅いでいる香りは
決してそんなロマンチックな匂いじゃない。

イカを調理するときに
手に纏わりつく生臭い匂いに近い。

『こんな生臭いおちんちんを舐めれるかしら』

おまんこを綺麗に舐めてくれたお礼に
ちゃんとおちんちんを
舐めてあげなきゃダメだとわかっているけど
なぜだかその香りに躊躇してしまう。

なかなか舐めてくれないので
章太郎が焦れて腰を前に押し出した。

チュッ…

あああ!ついにおチンチンにキスしちゃったわ!

初めの一歩を踏み出すと
後は自然と唇を割り開いて
芙美子は口の中にペニスを頬張った。


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