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夢見る夢子
第6章 ナース 彩佳
「しっかり血糖をコントロールしたら
また勃起するようになるからね」
そう言ってあげたが
大久保さんの目はとても悲しそうだった。
「さ、座ってスッキリしてくださいね」
「なんだか、出るものも
すっかり引っ込んじゃったよ」
でも、こうして個室でふたりっきりなんだし
俺のを見たんだから、あんたのも見せてくれよと
大久保さんは彩佳の股間を見せてくれとねだった。
「何をバカな事を言っているのよ」
相手にしてらんないわと
お通じがないようなら帰りましょうかと
彩佳は大久保さんを立たせようと
屈んで腋に手を差し入れた。
大久保さんは嫌がるように立ち上がろうとしない
大の大人に拒われると
いくらコツを知っているとはいえ、
なかなか立たせることが出来ない。
「どうしたの?」
「あんたのアソコを見るまではテコでも動かん!」
駄々っ子のように足を踏ん張って
彩佳の動きを制してしまう。
「困ったわ…」
「何も困ることはないよ
ちょいとアソコを見せてくれりゃ、
素直に立ってやるからよ」
ホントに?
じゃあ、ちょっとだけよ…
彩佳はそう言って
ナースパンツを降ろし始めた。
彩佳の姿を見つめる大久保さんの目は
初老の男ではなくて
ギラギラと飢えた野獣の目に変わっていった。