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夢見る夢子
第6章 ナース 彩佳
やがて唇を触れるか触れないかという
フレンチ・キスに移行して、
少し意地悪っぽく「僕でいい?」と聞かれた。
「良いもなにも…」
唇が少しだけ触れたままの会話…
嬉しい…
こんなことをしてみたかった。
「キスだけじゃ足りない。
もっと彩佳が欲しい」
「え?」
頬を擦り寄せてくる。
北見先生も興奮しているのか
その頬は焼けるように熱かった。
「今夜はずっと一緒にいたい。
家に帰したくない。
どういう意味かは分かるよね?」
さすがの彩佳でも、それが何を意味しているのか
ちゃんと理解した。
コクンと小さく頷いた。
「今ならまだ間に合うよ。
きちんと帰るか、俺とここで一緒に過ごすか」
北見先生の腕の力が緩んだ。
彩佳がいつでも離れられるように、
という計らいなのだろう。
でも、その必要はなかった。
彩佳の意思は、とっくに決まっていたから。
「先生と、一緒にいたいです」
そう答えた自分の声は震えていた。
再びキスされてれて、
今度は舌をねじ込まれる。
そのまま服の上から体をまさぐられる。
体の奥にゾクリとした感覚が生まれた。
「先生はさっき、
私がおっぱいを触らせてあげた時、
手を引いたのに」
「あれは、お礼の意味で触らせたんだろ?
そういうのはイヤなんだよ
お互いにちゃんと納得して愛し合いたいんだ」
北見先生が今度は自分の意思で
彩佳の胸を揉み始めた。