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自慢の母親
第2章 初めての不倫
それは5年ぶりに味わうオーガズムだった。

完全に打ちのめされたゆかりは、何度かガクン、ガクンと全身を痙攣させた後、がっくりとベッドに沈み込んだのだった。


「おばさん、イッたんですね?」
 
戸田が声をかけてきた。

目を開いて戸田を見詰めながら、ゆかりはコクリと小さく頷いたのだ。


戸田はゆかりにキスをした。

舌と舌を絡ませた濃厚なキスだった。

キスをしながら、ゆかりの乳房を揉み、太腿で濡れそぼる股間を擦り上げていた。



ベッドの上に仁王立ちになった戸田の前にゆかりは膝を突いて彼の巨大な男根を頬張っていたのだった。

「うう・・うむむ・・んっ・・」

顎が外れそうな苦痛と窒息してしまいそうな恐怖に怯えながら、ゆかりは懸命に顔を前後させていた。

夫にも滅多にしてあげた事のない行為を今、ゆかりは他人の男性に施しているのだ。

そんな自分がゆかりは信じられなかった。 
 
ふと気が付くと、ゆかりは戸田を口に含みながら、空いている手で自分の股間に触れてクリトリスを撫でていたのだった。
 

ゆかりは戸田に言われるまま、ベッドの上に四つん這いになっていた。

そして、ゆかりの尻を抱えた戸田が後ろからゆっくりと貫いて来たのだった。

「ああっ・・」

ゆかりは思わず恍惚に輝かせた美貌を仰け反らせた。

後ろからだと、また当たりどころが変わり、新たな感触と新たな感覚が突き上げてくるのだった。

「パン、パン、パン・・!」
   
戸田の下腹がゆかりの尻を打つ乾いた音が部屋に響き渡った。
 
「ああ・・ああ・・ああん・・はあ・・」

ゆかりは目の前のシーツを握り締めて、突き上げて来る快感に必死に耐えていた。

「後ろからだと、さっきとはまた違うでしょ?」

戸田が全てお見通しだとばかりに声をかけてきた。

でも、ゆかりには答える余裕などなかった。

「ああっ・・す、凄い・・!こんなの初めて・・」

ゆかりは本音を口にしていた。

「奥に当たってますか?」
 
「う、うん・・奥に・・当たってるわ・・」  
 
ゆかりは夫にも吐いた事のない台詞を口走っていたのだった。

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