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自慢の母親
第2章 初めての不倫
戸田はゆかりを抱き締めていた。

あまりの身長差の為、ゆかりは戸田の腕にすっぽりと収まっていたのだった。

「戸田君・・どうしてこんな所に・・?」

戸田の胸に顔を埋めながらゆかりが呟くように言った。

「おばさんが好きなんです!おばさんと1つになりたいんです!」

戸田が繰り返すのだった。  

(1つになる・・)

それは冷静になって考えれば、あまりにも恐ろしい響きだった。

戸田がゆかりの顎に指をかけてクイと持ち上げるとまたしても花びらのようなゆかりの唇を奪ったのだった。

ゆかりにキスしながら、戸田はワンピースの背中のホックを外していく。

そしてジッパーを引き下ろすと慣れた手付きでワンピースを肩から脱がせたのだ。
 
ワンピースが衣擦れの音をさせながら足元に落下し、冷たい外気が一気にゆかりに降り注いだ。

下着姿になったゆかりは心細さと恥ずかしさ、そして冷たい外気から逃れようとして戸田に抱き着くのだった。

「僕のも脱がせて・・」

戸田に請われ、ゆかりは戸田の服を脱がせ始めた。
 
ジャケット、サマーセーター、Tシャツ、そしてジーンズと時間をかけてゆかりは戸田をブリーフ1枚の姿にしたのだった。

下着同士になった2人はまた抱き締め合いながらキスをした。

ゆかりはほぼ真上を向く態勢だったが、戸田が膝を曲げて高さを調整してくれたのだった。

どちらからともなく、2人はベッドに倒れ込んでいた。

戸田がゆかりの首筋や耳たぶに熱いキスを施していく。

「ああ・・あっ・・ああん・・」

ゆかりの口から熱いため息が洩れ始めた。

男性に抱き締められるのも、熱いキスを交わすのも・・本当に久しぶりの事だった。

戸田がゆかりの耳に熱い吐息を吹きかけながら、耳たぶを甘嚙みする。

それだけでゆかりは安らぎと心地良さを覚えてしまう。

「おばさん・・好きです!」

戸田が情熱的なキスを施しながら、ゆかりに告白した。

「こんな・・おばさんでも・・いいの・・?」

ゆかりは戸田の突然の告白に戸惑いながら、彼の顔を蕩けた目で見詰めるのだった。

戸田は答える事なく、ゆかりのブラを引き下げて露わになった白い乳房に顔を埋めてきた。

「ああ・・あっ、あっ、ああん・・」

ゆかりは思わず甘えたような声を発してしまったのだった。
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