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I‘m yours forever
第5章 美月は何も知らなかった 後編
「え....夜中の2時ですよ?」
「いいんだよ。夜中にホラーメール送りつけてくる奴なんだから。気遣い無用だよ。つか2時か。すまんな美月ちゃん長居しちまって。」
「い、いえいえ。こちらこそ色々教えて下さり、ありがとうございました。西條さん、まるで黎一さんの心の代弁者のようでしたよ。」
「いや、美月ちゃんにそんな事言われると照れるね〜。でも美月ちゃんも俺に有益な情報をくれたぜ?」
「有益な情報....?何か言いましたっけ?」
「アイツがスイッチだったって事だよ🤣」
※スイッチャーです(笑)
「え!?ショックだったって言ってませんでしたっけ?」
「楽観的に考えたら、凄えいい強請りネタになるなってさ🤣今度、奴にタダ飯でも奢ってもらおうかと😂いや〜楽しくなってきたぜ🤣」
「ほ、程々にして下さいね💦本当に長年の交友関係に亀裂が.....😓」
「わーってるって(笑)あ、美月ちゃんスマホ今、持ってねえか?」
「も、持ってますけど....」
「おー良かった。もし何かあった時に連絡先、一応交換しといた方が良いだろ?美月ちゃん家と近かったら、家出場所に提供してやっても良かったんだが、生憎遠いからな(笑)ま、でも奴に関する事で困った事があれば、いくらでも相談に乗ってやろうと思っててさ。」
「ありがとうございます。助かります。」
「いやいや、いいんだよ。この先、アイツと夫婦やってたら何かしらのストレス溜まるだろ?少しでも解消できりゃいいなと思っただけだよ。別に相談じゃなくても愚痴でも何でもいいからさ。気軽に使ってくれ。」
そう西條は言うと、ポケットからスマホを取り出した。美月も同じくスマホを取り出す。LINEのQRコードから西條の連絡先を得た美月は、彼のラインアイコンにおや?と首を傾げる。ゆるい三つ編みにゆった茶髪ロングの髪が特徴の、女性の後ろ姿だった。