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I‘m yours forever
第5章 美月は何も知らなかった 後編



「い、いえ。あ、でもその時、彼、性経験としか言ってなかったかも...。」


「交際経験ではなく性経験って言ったんだろう? 
 んじゃ特定の相手は居なかったんじゃねえ?」


「そ、そういう事になるんですかね?💦わ、私、その時、「凄いね」としか言わなかったんです。そしたら「何も触れないのか?」って彼が聞いてきて、過去の女性関係を聞くのは失礼かと思ったのでって言ったら、「微妙に違うがまあいい」とか言われて...彼の言いたい事が良く分からなくて「何が違うんですか?」って聞いたら、もしかしてワザとやってるのか?って。だとしたら、中々にSの素質が有るとか益々意味分からない事、言われて....😥」


「ああ....なるほど😂」


「え!?Σ(・□・;)
 も、もしかして分かったんですか?」


「まあ大体は😏ちなみに、どういう流れでそんな話になったんだ?美月ちゃんから聞いたわけじゃないだろ?」


「え、えっと...お正月の時に、色々バタバタしてて聞きそびれていた黎一さんのお誕生日を聞いたんです。そしたら1ヶ月も過ぎている事が判明してて....彼はたかが誕生日だろうって言ったんですけど、私は何としてもお祝いしたくて、欲しい物無い?って聞いたんです。最初は特に無いって言ってたんですけど、し、暫く考え込んだ後に........わ、私に、の、罵られたいって言ってきて.....。」


「..........マジかよ。救いようのない変態だったのか。」


絶句した後に、そう淡々と言い捨てた西條さんの目は呆れ果てていた。


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