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ふぞろいのザクロたち
第8章 裏取り引き

「さあ、今度は俺が逝かせて貰う番だ
きっちりと中だしさせてもらうからな」

緑川のペニスが陰唇を割り開いて
ゆっくりと恵美里の膣(なか)に沈み込んでいく
まさにその時だった。

ホテルのドアのオートロックが解除され
バンと勢いよく開いた。

「警察だ!!
おとなしく手をあげてそこから動くな!」

スーツ姿の刑事の後から
ドカドカと数名の警官が雪崩れ込んできた。

「ひえ~っ!」

ドアの近くで陣取っていたスキンヘッドの男が
いの一番に拘束された。

「なんだね君たちは!
撮影中なんだ!出ていきたまえ!!」

「はいはい、能書きは警察署で
いくらでも聞いてやるからな」

有無を言わせずに刑事は笹岡に手錠を嵌めた。

そして浴室に踏み込んできた刑事は
緑川を捕まえて
「はい、お前!
お前は未成年淫行の現行犯だから
しょぴかれても何も言えないよな?」と
こちらにも手錠を嵌めた。

さっきまで恵美里に挿入しようと
あれほどカチカチだったペニスが
体の奥にすっこんでしまったかのように縮んでいた

「遅いよ!篠田さん!!」

京塚広は、もっと早く踏み込んで来て欲しかったと
プンプンと怒鳴った。

「いやあ、こういうのはタイミングが必要でね
いざ踏み込んでもハメてなければ
現行犯逮捕出来ないからね」

まあ、悪く思うなよ

篠田刑事はそう言って
「パンツぐらい履いたらどうだ?」と
素っ裸の広を見て笑いを堪えていた。


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