この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
ふぞろいのザクロたち
第2章 スカウト
脚を開く?
「それはイヤよ」
女の本能で
そこだけは見せることが出来ないと
真佐子はガッチリと膝を閉じてガードした。
「この女、使えねえな」
それまで一言も喋らなかったカメラマンが
真佐子を突き放すように言い放った。
「おいおい、おっぱいまで
露出する役者根性を
俺たちに見せてくれているんだぜ
女優の卵を少し拒んだぐらいで捨てるなんざ
お前も見る目がないねえ」
関川の言葉が
タレントになりたいと願う真佐子の心に
火を着け始めていた。
「君一人だけに恥ずかしい思いはさせないよ
僕も恥を覚悟で裸体をさらけ出すよ」
関川はそう言って全裸になった。
「きゃっ!」
真佐子は見てはいけないと
咄嗟に両手で顔を覆ったが
その前にしっかりと勃起している関川のペニスを
目に焼き付けてしまっていた。
『やめろよ!てめえのチンポなんて
見たくねえんだよ』
運転手の男はズボンのファスナーを下ろして
イチモツを引っ張り出して
オナニーしようとしていたのに
関川のペニスを見せられて
あっという間に股間のモノが萎んでしまった。
「ほら、君も女優魂を見せておくれよ」
女優としての根性を試されているんだわ…
そう思うとパンツぐらい、
いくらでも見せてやるわと
真佐子は閉じていた膝を左右に開いた。