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ふぞろいのザクロたち
第2章 スカウト
「服が邪魔だなあ…」
カメラマンがポツリと呟いた。
「そうだなあ…
ねえ、君、思いきって
フルヌードになっちゃいましょうか」
『えっ?フルヌード?』
拒みたいのに、
何故だろう見られたいという思いもある。
自分の裸が見られてしまうという事に
何故だか無性に興奮して
真佐子の股間はすでにびしょびしょになっていた。
真佐子は立ち上がると
恍惚の表情で服を脱ぎ始めた。
ブラを外して乳房を露にすると
隠すこともせずに
さあ、見てくださいとばかりに
堂々と胸を張った。
男たちは三者三様で真佐子の乳房を褒め称える。
「張りがあってきれいな乳房だ!」
「乳首、すっげえピンク色じゃん!」
「Cカップかな?大きいよねえ!」
それらの一言一言が真佐子を快感に酔わせて行く。
「さあさ、最後の一枚、
スカートも取っちゃおうか」
カメラマンの男はビデオカメラを三脚に固定して
デジタルカメラを手にして写真も撮り始めた。
男が無言でシャッターを切り続けるなか、
真佐子は自分でスカートのホックを外した。
はらりと床にスカートが落ちる。
男たちは、何も言わない。
でもその呼吸が荒くなっているから、
ひどく興奮していることが分かった。