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ふぞろいのザクロたち
第5章 マダム信子

「どうします?
これじゃあ、尺(録画時間)が足らないですよ」

メモリーを確かめながら
貧弱そうなカメラマンが不満を口にした。

「そうだろうな…
俺がこんなに早く逝ってしまうとは思わなかった」

そうだ!
妙案を思いついたのか
緒方は、ばっと飛び起きた。

「お前、この女を抱いてみないか?」

ほらほら、抱きたそうに勃起してるじゃねえか

緒方はカメラマンの手から
ビデオカメラを奪い取った

「今度はお前が女とセックスしているところを
バッチリ撮ってやるよ」

「本当に?いいんですか?」

カメラマンは飛び上がらんばかりに喜んだ。

驚いたのは信子だ。

「ちょ、ちょっと待ってよ…
私、もう無理よ」

これ以上攻め続けられたら
本当に狂ってしまいそうだった。

「いいじゃん、
ギャラの方はもう少し弾むからさあ」

緒方は両手を合わせて
信子に向かって拝むポーズを取った。

「心配しないで下さい
僕、緒方さんみたいにタフネスじゃないですから」

言われなくても、
その貧弱な体を見れば一目瞭然だ。

「ねえ頼みますよ…
ファインダー越しにあなたを見ていて
あなたと一発やりたくて仕方ないんですよ」

貧弱な男は、
先ほどまで緒方が寝転んでいた位置に
ゴロンと横になると信子に覆い被さってきた。



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