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濡花 ~義理の父親に堕とされていく若妻~
第2章 炬燵痴漢
「はいはい…。……もしもし、水河でございます……あっ、里ちゃん…どうしたの?…」

居間に鳴り響いた電話の音に良子は炬燵から出ると…卓司と花怜に背を向け壁際の戸棚の上の受話器を取り、その場に座って話し出した。

卓司は妻の受け答えに相手が友人の里子と理解してほくそ笑んだ。
妻と里子は幼馴染みで親友同士だ。
妻は里子相手だと必ずと言っていいほど長電話になることを知っている。
普段はいつまで話しているんだと呆れるのだが、花怜の淫裂に直に指先を這わしている今は好きなだけ話してくれと思っていた。

「それで?…柔らかいのと硬いのどっちが好きなんだい?」

卓司は電話の呼び出し音で中断された会話を再開させるように呟く。

花怜は自らの秘部から拡がる甘美な感覚に翻弄されながらもなんとか理性を保とうと必死だった。
義母が背を向けた今、義父の言葉遊びに付き合う気など更々なく、炬燵の中に手を戻して義父の腕を掴み、睨み付けながら…小声で囁く…

「いいかげんにしてください…お義母さんがいるのにこんな痴漢みたいなこと…変態…っ…もう離して…」

卓司は花怜の蔑むような非難になど全く聞く耳を持たず普通のトーンで言葉を発していく。
電話で世間話をしている妻の耳に届いても問題ないと言いたげに…

「まぁ、食べ比べてみないとわからないよね…。私は柔らかいのも硬いのも両方好きなんだけどね…。花怜さんの口にはどっちが合うんだろうね…」

炬燵の下で取り払おうと掴んでくる花怜の左手の親指の付け根をさっきよりもきつく押してやれば、鈍い痛みに握力は削がれてしまう。
炬燵の中で引き寄せられる花怜の手がジャージ越しに盛り上がった義父の股間に導かれていく。
押しつけられるように触れさせられた瞬間…花怜は感触だけでそれが尋常じゃない大きさと硬さであることに驚いた。
花怜の脳裏には夫孝一のソレが過る。
その瞬間に自らの内腿の奥にも、信じられない衝撃が走り抜ける。

撫で弄っていた、義父の太い節くれた中指が淫裂の中に挿入されてしまっていた。

「だめっ…こんなこと…絶対にだめ…抜いて…抜いてください…」

「硬いのも悪くないって思ってるんじゃないのかい?」

卓司はあくまでも干し柿の話になぞらえるように話をしながら…股間に触れさせた瞬間、確かめるように一瞬花怜の小さな掌が包み込んだことを見逃さなかった。






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