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濡花 ~義理の父親に堕とされていく若妻~
第14章 夫婦喧嘩
卓司は缶ビールを飲み干し立ち上がった。
「明日に備えて私も休ませてもらうよ…」
「あ、それ…頂きます……はい、おやすみなさい……」
花怜は空いた缶を受け取ると和室に向かう義父を見送った。
【あんな夫婦喧嘩見られて恥ずかしいな…でも、これじゃお義父さんも流石に変な気にならないよね…】
花怜はそんなことを思いながらキッチンに入るとなるべく音を立てないように洗い物をしていった。
朝食の仕度を済ませ、キッチン、ダイニング、リビングの灯りを落として浴室に向かった。
【とにかく一旦リセットしなきゃ…】
気まずいまま夫を送り出したくないと思っていた。
それにやはり義父のことは気になって仕方ない。
日中は出かけるだろうが夜には戻ってくるだろう。
あんなに味方をしてくれたけど、それとこれとは話が別だと思う。
どこかビジネスホテルにでも泊まろう。
義父が出かける時に合鍵を渡せば済む話しだと考えていた。
脱衣場で髪を乾かし、化粧水をつけるとパジャマ姿で寝室へと向かう。
そっと部屋を開けると間接照明だけ点いて夫の寝息が聞こえてきた。
【こんな時も寝てるんだよね…あなたは……】
起きて待っていてほしかったと思う反面、寝ていたことに胸を撫で下ろす…複雑な想いだった。
そっと夫の隣に身体を滑り込ませていく。
背中を向けている夫の方を向いて花怜は目を閉じていった。
朝、アラームの音に目を覚ます。
梅雨の晴れ間にカーテンの縁取りは明るくなっている。
花怜はパジャマを脱いでブラを着けていく。
引き出しの奥にしまい込んだ紙袋が一瞬気になった。
スリムなシルエットのデニムを履いて、カットソーを着て寝室を出ていく。
まだ義父も寝ているようだった。
静かなリビングを抜けてキッチンに入ると手際よく朝食の仕度をしていく。
【あとはお味噌汁の味噌を溶けば完成ね……】
「おはよう…花怜…」
孝一が既にスーツ姿で姿を現した。
「おはよう…あなた…。もう朝食ができるから、お義父さん起こしてあげて…」
和室が開くと、浴衣姿のまま義父も出てくる。
「起きてたよ…おはよう…あぁ…味噌汁のいい匂いだね…」
「おはようございます…もうできますから顔を洗ってきてください…」
三人での朝食、義父に合わせて和食にしてみた。
義父は美味しいと言ってくれるが、昨夜のように会話は続かなかった。
「明日に備えて私も休ませてもらうよ…」
「あ、それ…頂きます……はい、おやすみなさい……」
花怜は空いた缶を受け取ると和室に向かう義父を見送った。
【あんな夫婦喧嘩見られて恥ずかしいな…でも、これじゃお義父さんも流石に変な気にならないよね…】
花怜はそんなことを思いながらキッチンに入るとなるべく音を立てないように洗い物をしていった。
朝食の仕度を済ませ、キッチン、ダイニング、リビングの灯りを落として浴室に向かった。
【とにかく一旦リセットしなきゃ…】
気まずいまま夫を送り出したくないと思っていた。
それにやはり義父のことは気になって仕方ない。
日中は出かけるだろうが夜には戻ってくるだろう。
あんなに味方をしてくれたけど、それとこれとは話が別だと思う。
どこかビジネスホテルにでも泊まろう。
義父が出かける時に合鍵を渡せば済む話しだと考えていた。
脱衣場で髪を乾かし、化粧水をつけるとパジャマ姿で寝室へと向かう。
そっと部屋を開けると間接照明だけ点いて夫の寝息が聞こえてきた。
【こんな時も寝てるんだよね…あなたは……】
起きて待っていてほしかったと思う反面、寝ていたことに胸を撫で下ろす…複雑な想いだった。
そっと夫の隣に身体を滑り込ませていく。
背中を向けている夫の方を向いて花怜は目を閉じていった。
朝、アラームの音に目を覚ます。
梅雨の晴れ間にカーテンの縁取りは明るくなっている。
花怜はパジャマを脱いでブラを着けていく。
引き出しの奥にしまい込んだ紙袋が一瞬気になった。
スリムなシルエットのデニムを履いて、カットソーを着て寝室を出ていく。
まだ義父も寝ているようだった。
静かなリビングを抜けてキッチンに入ると手際よく朝食の仕度をしていく。
【あとはお味噌汁の味噌を溶けば完成ね……】
「おはよう…花怜…」
孝一が既にスーツ姿で姿を現した。
「おはよう…あなた…。もう朝食ができるから、お義父さん起こしてあげて…」
和室が開くと、浴衣姿のまま義父も出てくる。
「起きてたよ…おはよう…あぁ…味噌汁のいい匂いだね…」
「おはようございます…もうできますから顔を洗ってきてください…」
三人での朝食、義父に合わせて和食にしてみた。
義父は美味しいと言ってくれるが、昨夜のように会話は続かなかった。