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第3章 泥沼の交換条件

肉芽で逝った花怜の淫裂はびっしょりと濡れている。
ほんの入り口にだけ押し込んだ亀頭に淫唇は纏わりついてくるようだった。
もう少しと腰をゆっくりと押しつけると、つっかえるような感触を覚えた。

花怜は更に押し込もうとする義父から逃れようと肩を揺するように身体を上ずらせる。

【絶対だめ…もうお義父さんは何を言っても聞いてくれない…なんとか逃げなきゃ…】

それでも花怜は訴えるしかなかった。

「お義父さんっ…聞いて…聞いてくださいっ…。私は孝一さんの妻なんですよ…お義父さんの娘でもあるのにっ……こんなこと…許されるわけないじゃないですか…」

逃れようとする花怜は卓司の頭を押さえつけるように抜け出そうと試みる。

その腕を交わすようにしながら…花怜の腋の下に腕を通し華奢な肩を掴むとまた更に腰を押し上げていく。

「無理っ…挿んないっ…あっ…こんなの無理ですからっ…」

「そんな台詞聞き飽きたよ…わかってるよ…花怜さんは息子の嫁で…私にとっても大事な娘だよ…。はぁ…それにしてもきついな…そんなに孝一のは貧相なのかい？…まぁ、ここは遺伝しなかったってことだな…」

花怜の訴えなどやはり届かない…それどころか自分の息子を卑下するように言い…掴んだ肩を引き寄せながら…腰を回し捏ねるように押し込んでくる。

花怜は本当に無理だと感じていた。
手にした時も…口に咥えた時も…義父に貫かれる自分を想像してしまった。
いざ、挿ってくる肉棒はあまりに夫のソレとは違い過ぎる。
入り口に押し込まれただけでわかる。
経験のない大きさにこれだけ濡らしてるのに膣道は圧倒的存在感を受け入れるほど解れてなどいやしなかった。

「ほんとに…挿いんないっ……っ…くっ…苦しいっ…お義父さん…」

「大丈夫…ちゃんとゆっくりしてやるからね…」

卓司はゆっくりと…少しずつ…本当に少しずつ…腰を回し肉棒で膣道を捏ね解すように押し込んでいく。
その時間をかけた挿入は…より花怜に肉棒の太さ、硬さを刻み込んでいくようだった。

花怜は嫌でも夫との交わりを思い起こし比較してしまう。

【こんなに苦しいセックスなんて知らない…孝一さんならもっとすんなり受け入れれるのに…苦しいのに…】

解された柔肉は妖しく震え…まるで順応するかのように無数の襞を絡めつかせていく。
その反応はしっかりと卓司にも伝わっていた。