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濡花 ~義理の父親に堕とされていく若妻~
第27章 もう一人の義娘
義父は淡々と話していった。
温泉旅館でのこと…マンションでのこと…海水浴…そしてつい最近はついに3Pまで…。
ざっくりとした内容だったが、正直驚かされた。
義父のセックスに溺れているだけと思っていた。
この短期間に姉が経験したことを思えば、内容の濃さなら敵わないと思い知らされる気分だった。

「お義父さん……私もお義父さん好みの女になれるよ……」

涼華は振り向くように唇を重ねていった。
姉から義父を奪い取りたい…。
義父の一番になりたい…。
姉への復讐との想いの裏に家族に背中を向けられた過去が隠れている。
それは涼華自身気づいていない感情かもしれない。
気を引きたい子供のような想いかもしれない。

「それでほんとは何をしに来たんだい?…」

「最初はね…お姉ちゃんのことを蔑んでやろうと思ったの…お義父さんと不倫してる最低女って…。でも…お義父さんに抱かれるうちにお姉ちゃんから奪い取りたいって思ったけど……今の話を聞いたら……純粋に負けたくないって……それが今の気持ちかな……」

涼華は率直に今の気持ちを伝えていた。
父娘よりも年齢が離れている。
それがどんな感情なのかはよくわからない。
それでも義父との関係をこれきりにしたくないことだけは確かだと思った。

「うれしいね…花怜に聞かせてやりたいくらいだよ…。じゃあ、帰る前に連絡先は交換しておこう…また連絡するからね…」

「うん……うれしい……」

二人はお風呂から出ると階段下でもう一度抱きしめ合い、唇を重ね舌を絡ませ合っていく。

「少しは寝るんだよ…」

「うん…おやすみなさい……お義父さん……」

それぞれの部屋へと別れていく。
もう外は白み始めていた。

卓司が部屋に戻ると妻はまだすやすやと寝息を立てていた。
そっと布団に入るとこれからのことを考えていった。

【まさに棚からぼた餅とはこのことだな…まさか涼華の方から飛び込んでくるとはな…】

3Pの経験を積ませた花怜に次はどんな趣向で躾ていこうかと考えていたところだった。
孕ませて息子の子として育てさせる。
それは最初から考えていた。

【腹が大きくなる前にもう少し楽しませてやるか…それまでに妹もしっかりと手懐けなきゃな…】

姉妹の確執も…涼華の想いすら利用する。
妻に背中を向けると、浴衣の中の肉棒を握りしめながら花怜と涼華の裸体を思い浮かべていた。
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