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濡花 ~義理の父親に堕とされていく若妻~
第29章 密会 ~序章~
「間に合った…ありがとうございます…」
「いえ、同じ階ですからね…」
孝一はそう言って閉のボタンを押す。
黒木は二人の横をすり抜けるように奥へと移動した。
花怜は黒木のことが見れなかった。
黙ったまま、夫の背中を見つめていた。
【どうして乗ってきたりするの…】
明日二人で会う約束をしている。
少しでも夫に疑われたくない花怜は今は顔を会わせたくなかった。
「…っん……」
小さく漏らした吐息はエレベーターの昇降音に掻き消された。
黒木がスカート越しのお尻を撫でてきた。
【やめて……お願いだから……】
俯むき唇を噛むと手を後ろに取られていった。
【何を考えてるの……だめっ……夫が振り向いたらどうするつもりなの……】
花怜の掌には硬い感触が伝わっていた。
ズボン越しのはずなのに凄く熱く感じてしまう。
【こんなに硬くしてる……】
【わかるだろ?…早く抱きたいんだよ…】
黒木は花怜の尻を撫で揉み続ける。
花怜は触れさせられた手を離さなかった。
黒木と花怜は孝一の背中で静かに触れあった。
エレベーターが目的階に到着を告げる音を鳴らすと二人とも手を引いた。
孝一が開のボタンを押し続けると、黒木が会釈をするように前屈みでエレベーターを先に降りた。
孝一に股間の盛り上がりを隠すように。
「水河さん…このとおり週末は一人なので…大掃除で男手が必要なら言ってください…」
孝一もエレベーターから出ると黒木の後を歩きだす。
「いやぁ、そんな大袈裟なことはしないので…お気持ちだけ…ありがとうございます…」
「そうですか…じゃあ、久しぶりでしょうし、夫婦水入らずなのかな…」
「まぁ、そんなところです…」
孝一は隣人にこちらの予定など告げる必要がないと適当に答えていた。
【何がそんなところだ…。明日、あんたの奥さんは俺に抱かれるんだよ…一人寂しく過ごすしかないんだよ…】
「じゃあ、失礼しますね…奥さんもまた…」
黒木はそう声をかけて手前の部屋の花怜達に別れを告げた。
花怜達が部屋に入るのを見届けてから自室の玄関を開ける。
リビングでスマホを取り出すと花怜にメッセージを送った。
『家のオートロックは解除してある。欲しくなったらいつでもどうぞ。』
冷蔵庫からビールを取り出しソファに腰を下ろした。
暫くスマホを眺めていたがなかなか既読にならなかった。
「いえ、同じ階ですからね…」
孝一はそう言って閉のボタンを押す。
黒木は二人の横をすり抜けるように奥へと移動した。
花怜は黒木のことが見れなかった。
黙ったまま、夫の背中を見つめていた。
【どうして乗ってきたりするの…】
明日二人で会う約束をしている。
少しでも夫に疑われたくない花怜は今は顔を会わせたくなかった。
「…っん……」
小さく漏らした吐息はエレベーターの昇降音に掻き消された。
黒木がスカート越しのお尻を撫でてきた。
【やめて……お願いだから……】
俯むき唇を噛むと手を後ろに取られていった。
【何を考えてるの……だめっ……夫が振り向いたらどうするつもりなの……】
花怜の掌には硬い感触が伝わっていた。
ズボン越しのはずなのに凄く熱く感じてしまう。
【こんなに硬くしてる……】
【わかるだろ?…早く抱きたいんだよ…】
黒木は花怜の尻を撫で揉み続ける。
花怜は触れさせられた手を離さなかった。
黒木と花怜は孝一の背中で静かに触れあった。
エレベーターが目的階に到着を告げる音を鳴らすと二人とも手を引いた。
孝一が開のボタンを押し続けると、黒木が会釈をするように前屈みでエレベーターを先に降りた。
孝一に股間の盛り上がりを隠すように。
「水河さん…このとおり週末は一人なので…大掃除で男手が必要なら言ってください…」
孝一もエレベーターから出ると黒木の後を歩きだす。
「いやぁ、そんな大袈裟なことはしないので…お気持ちだけ…ありがとうございます…」
「そうですか…じゃあ、久しぶりでしょうし、夫婦水入らずなのかな…」
「まぁ、そんなところです…」
孝一は隣人にこちらの予定など告げる必要がないと適当に答えていた。
【何がそんなところだ…。明日、あんたの奥さんは俺に抱かれるんだよ…一人寂しく過ごすしかないんだよ…】
「じゃあ、失礼しますね…奥さんもまた…」
黒木はそう声をかけて手前の部屋の花怜達に別れを告げた。
花怜達が部屋に入るのを見届けてから自室の玄関を開ける。
リビングでスマホを取り出すと花怜にメッセージを送った。
『家のオートロックは解除してある。欲しくなったらいつでもどうぞ。』
冷蔵庫からビールを取り出しソファに腰を下ろした。
暫くスマホを眺めていたがなかなか既読にならなかった。