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濡花 ~義理の父親に堕とされていく若妻~
第30章 密会 ~本章~
「きゃっ……ぁっ…すごぃ……」

思わず口をついた言葉に恥らってしまう。
義父とは違いお腹も出てるわけではない。
それなのに飛び出した肉棒は腹筋を叩いていた。

綺麗でも可愛いモノでもない。
浅黒く、亀頭は肥大していて、カリ高で括れから伸びる棹には太い血管が浮き出ている。
それなのに惹き付けられてしまう。

「嬉しいね…やっぱり待ちきれなかったってことだ…しゃぶってくれないか…」

黒木の言葉に返事をするわけでもなく、反り返る肉棒に指を絡めていく。
指先が届かない。
握っても人差し指から亀頭までかなりの余裕があった。
根元からカリ首までをゆっくりと扱き上げていく。

【孝一さんとぜんぜん違う……】

嫌でも昨夜の夫と比べてしまう。
いけないと思いながら、目の前の亀頭に舌を這わせていく。
匂いも溢れる体液の味も野性的に思えた。
止めどなく溢れる体液が手の動きをスムーズにしていく。
卑猥に水音を立て出すと…花怜は鈴口にキスをして亀頭に添うように口を開いていった。
そのまま舌を押しつけるように呑み込んでいく。

「はぁ…奥さんは口もほんとに気持ちいいよ…あぁ…でもそんなに深く咥えなくていい…」

呑み込もうとすると黒木がそう呟いた。
義父は深く咥え込むことを好む…男の人は皆そうだと思っていた。
少し不思議そうに亀頭を口に含んだまま黒木を見上げた。

「喉で締めつけられるのもいいが…先っぽを美味しそうにねぶられるのも好きなんだよ…」

黒木と視線を絡めながら花怜はコクンと頷く。
亀頭だけでも口の中を占領されている感覚だった。
それでも舐め回すように舌を這わして、時折溜まった体液と唾液をジュルジュルっと音を立てて飲み込んでいく。

気に入ってもらえたのか、黒木は目を細めて張り切った花怜の唇を指先でなぞってくる。
男性のモノを咥えているんだと意識させられていく。
どんどん気持ちが淫らになっていくようだった。

「奥さん…キスをしたくなった…おいで…」

肉棒から口を離すと腕をつかまれ引き上げられていく。

【これって…挿れろってこと?……】

腰を抱かれるようにされると、花怜は黒木を跨ぐようにソファに上っていく。

「そのまま俺の上に座るんだ…」

言われるがままに腰を下ろしていった。
反り返る肉棒を黒木は自ら掴んでいる。
花怜はやっぱりと思ったが感じる感触は挿入ではなかった。
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